特許
J-GLOBAL ID:200903041990903810

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274600
公開番号(公開出願番号):特開平6-129283
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 空燃比制御の応答性を向上させて、触媒の下流側の空燃比が乱れた場合であっも、直ちに目標空燃比に収束させる。【構成】 燃料噴射弁から下流側A/Fセンサまでの制御対象に近似してモデルを設定し、そのモデルに対する上流側空燃比λF を含む現在及び過去の入出力を状態量として、下流側空燃比λR を目標空燃比λTGに制御すべく現代制御の状態フィードバックが実行され、燃料噴射量の空燃比補正係数FAFが演算される。そして、このように燃料噴射弁から下流側A/Fセンサまでの制御対象全体のモデルから空燃比補正係数FAFが直接演算されるため、下流側空燃比λR が乱れたときには、その乱れに応じた空燃比補正係数FAFが速やかに演算されて、直ちに理論空燃比λ=1に収束される。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に配設されて、所定量の燃料を噴射する燃料噴射手段と、内燃機関の排気通路に配設されて、排気ガスを浄化する触媒と、前記触媒の下流側における排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記燃料噴射手段から空燃比検出手段までの制御対象に近似して設定されたモデルに対する現在及び過去の入出力を状態量とし、触媒の下流側の空燃比を目標空燃比に制御すべく状態フィードバックを実行して、前記燃料噴射手段の噴射量を演算する噴射量演算手段とを具備することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。

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