特許
J-GLOBAL ID:200903042002244063

テレビ信号受信回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279959
公開番号(公開出願番号):特開平8-116497
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 2つのチューナにより2つの画面を同時に映し出すことができるテレビ受信機において、2つのチューナが互いに異なる電界強度の電波を受信したときでも2つの増幅器が相互変調や混変調を起すことによる画質の低下を防止できるようにする。【構成】 チューナ20、21の少なくとも一方が選択した局の受信信号の強度が予め設定した第1の閾値以上になると、該当するチューナの利得を下げる制御を行う。そして、選択した局の受信信号の強度がさらに強くなり、増幅器5、6が相互変調や混変調を起こす手前の第2の閾値以上になると、該当するチューナの前段に設けられた増幅手段10又は11の利得を下げる制御を行う。これにより、チューナ20、21の一方が選択している局の受信信号の強度が強くなっても、チューナ20、21の前段に設けた増幅器10、11が相互変調や混変調を起こす前に一方の増幅器10又は11の利得が下がるので、増幅器10、11が相互変調や混変調を起すことがない。
請求項(抜粋):
受信信号を2つに分配する分配手段と、この分配手段により分配された一方の受信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記分配手段により分配された他方の受信信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された受信信号を減衰させる第1の減衰手段と、前記第2の増幅手段で増幅された受信信号を減衰させる第2の減衰手段と、前記第1の減衰手段で減衰された受信信号を入力する第1のチューナと、前記第2の減衰手段で減衰された受信信号を入力する第2のチューナと、前記第1、第2のチューナの出力をそれぞれ入力し、少なくとも一方の出力が予め設定された第1の閾値を超えたときに該当する前記第1又は第2のチューナの利得を下げるように制御を行なう利得制御手段と、を備えたテレビ信号受信回路において、前記第1の増幅手段及び第2の増幅手段の各々は、外部より利得制御が可能であり、前記利得制御手段は、前記第1、第2のチューナの少なくとも一方の出力が前記第1の閾値を超えると共に前記第1及び第2の増幅手段が相互変調や混変調を起こす手前に設定された第2の閾値を超えたときに、該当する前記チューナへ受信信号を出力する前記第1又は第2の増幅手段の利得を下げるように制御を行なうことを特徴とするテレビ信号受信回路。
IPC (2件):
H04N 5/44 ,  H04N 5/45

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