特許
J-GLOBAL ID:200903042024785238
飛行時間型質量分析装置用データ収集方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅井 英雄 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-056251
公開番号(公開出願番号):特開2002-260577
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】レベル検出方式によるTDC回路を用いたTOFMS用データ収集において時間分解能を向上させる。【解決手段】時間分解能優先モード時には、シフトレジスタ12A、12Bには同一閾値レベルで2値化された信号が入力される。シフトレジスタ12A、12Bに供給されるP相クロック、N相クロックは位相が互いに逆相になっている。そして、得られた時間データを合成する。パルス高測定モード時には、コンパレータ10A、10Bでは異なる閾値レベルで2値化される。2回のスキャンを1セットとし、1回目のスキャンではシフトレジスタ12A、12BはそれぞれP相クロック、N相クロックで動作し、2回目のスキャンではシフトレジスタ12A、12BはそれぞれN相クロック、P相クロックで動作する。そして、1セットのスキャンで得られた時間データを合成する。
請求項(抜粋):
検出器信号を互いに異なる複数の閾値レベルにより2値化し、2値化された各信号をシリアルイン-パラレルアウトの各シフトレジスタに入力し、シフトクロックで所定のビット数シフトしてシフトデータを出力する毎に、試料のイオンの飛行時間の起点となるスタートパルスからの時間を示すタイムコードと、メモリへの書き込み信号を発生する構成を少なくとも備えるTDC回路をk(ただし、kは2以上の自然数)系統用いて飛行時間型質量分析装置用データを収集する方法であって、各TDC回路のシフトレジスタに、互いに360°/kずつ位相が異なるシフトクロックをそれぞれ供給し、同一の閾値レベルで2値化された信号を各系統のTDC回路で読み込んでデータシフトしていき、前記各系統のTDC回路のシフトレジスタのシフトデータ中に所定の値のビットがあったことを条件に当該シフトデータとそのときのタイムコードとを前記メモリに書き込むモードを少なくとも備えることを特徴とする飛行時間型質量分析装置用データ収集方法。
IPC (3件):
H01J 49/40
, G01N 27/62
, H01J 49/26
FI (4件):
H01J 49/40
, G01N 27/62 K
, G01N 27/62 Y
, H01J 49/26
Fターム (1件):
前のページに戻る