特許
J-GLOBAL ID:200903042028895348

デュアルトーン多周波検出回路および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336547
公開番号(公開出願番号):特開平5-252545
出願日: 1992年11月24日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 入力信号をデシメートしかつ適応ろ波してDTMF信号の存在を効率的に検出するデュアルトーン多周波(DTMF)検出方法を実現する。【構成】 入力信号はハーフバンドフィルタ(14)に与えられてナイキスト理論に従って周波数的にデシメートされる。デシメートされた入力信号はその後処理されて低周波成分信号および高周波成分信号を形成する。低周波成分信号は再びデシメータ(24)によってデシメートされる。デシメートされた低周波成分信号および高周波成分信号は各々の適応IIRフィルタ(22,26)によってろ波されて第1および第2の周波数パラメータおよび第1および第2のゲインファクタをそれぞれ提供する。第1および第2の周波数パラメータおよび第1および第2のゲインファクタは次にトーン識別器(28)によって調べられ入力信号が有効なDTMF信号を含むか否かを判定する。
請求項(抜粋):
デュアルトーン多周波検出方法であって、第1および第2の周波数成分の双方を有する入力信号を受信する段階(32〜36)、前記入力信号を第1の所定の整数比によってデシメートしてデシメートされた信号を提供する段階(38)、前記入力信号から第1の周波数成分を除去するために前記デシメートされた信号をローパスろ波して第2の周波数成分信号を提供する段階(42)、前記第2の周波数成分信号を前記デシメートされた信号から減算して第1の周波数成分信号(40)を提供する段階、前記第1の周波数成分信号を適応的にろ波して前記第1の周波数成分から得られた第1の周波数パラメータおよび第1のゲインファクタを提供する段階(46)、前記第2の周波数成分信号を第2の所定の整数比によってデシメートしてデシメートされた第2の周波数成分信号を提供する段階(50)、前記デシメートされた第2の周波数成分信号を適応的にろ波して前記デシメートされた第2の周波数成分信号から得られる第2の周波数パラメータおよび第2のゲインファクタを提供する段階(52)、そして前記第1および第2の周波数パラメータの各々を複数の所定の周波数パラメータと比較し、かつ前記第1および第2のゲインファクタの各々を複数の所定のしきい値と比較してデュアルトーンの有効性を判定する段階(54〜78)、を具備することを特徴とするデュアルトーン多周波検出方法。
IPC (3件):
H04Q 1/45 ,  H04L 27/26 ,  H04M 11/00 303

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