特許
J-GLOBAL ID:200903042029892741

バス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050259
公開番号(公開出願番号):特開平5-250313
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 データバスの使用頻度が高いデータ転送装置を効率的に動作させながら、どのデータ転送装置をもいたずらに待たせることなく、効果的にデータバスの使用を行わせる。【構成】 カウンタ1121,〜112nは、データ転送装置21,〜2n毎のデータバス3の使用要求数を計算する。タイマ1131,〜113nは、データ転送装置21,〜2n毎のデータバス3の待ち時間計数を計算する。選択回路121は、使用要求数と待ち時間計数との加算値が大きいデータ転送装置を優先的に選択する。バス使用許可信号発生回路13は、そのデータ転送装置に対して、データバス3の使用許可を与える。
請求項(抜粋):
複数のデータ転送装置にデータバスを介して接続され、前記データ転送装置からのデータ転送要求に応答して、前記データ転送装置に対して前記データバスの使用許可を与えるバス制御装置において、(A)前記データ転送装置のそれぞれの優先順位を保持する優先順位保持レジスタと、(B)前記データ転送装置のそれぞれに対応して設けられたカウンタと、(C)前記データ転送装置からのデータ転送要求の発生時に、対応する前記カウンタに“1”を加算する加算器と、(D)前記データ転送装置のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記カウンタの値が“1”以上の時に、一定時間間隔で“1”を加算するタイマと、(E)前記データ転送装置のそれぞれに対応して設けられ、対応する前記カウンタの値に、対応する前記タイマの値を加算するカウンタ・タイマ加算器と、(F)前記カウンタ・タイマ加算器の加算結果が最大の値を有する前記データ転送装置の中から、前記優先順位保持レジスタに最も高い優先順位を持つ前記データ転送装置を選択する選択回路と、(G)前記選択回路により選択した前記データ転送装置に前記データバスの使用を許可するとともに、前記選択回路により選択した前記データ転送装置に対応する前記タイマの値を“0”にするバス使用許可信号発生回路と、(H)前記選択回路により選択した前記データ転送装置に対応する前記カウンタより“1”を減算する減算器と、を有することを特徴とするバス制御装置。

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