特許
J-GLOBAL ID:200903042034419850

無線通信装置の受信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-130976
公開番号(公開出願番号):特開平5-327536
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 大電力の無線信号の受信により中間周波信号に歪みが発生しても、ディジタルモードでは符号誤り率の劣化を招かず、しかもアナログモードでは十分なチャネル選択度が得られるようにし、これによりディジタルモードおよびアナログモードとも高品質の復調動作を行なえるようにする。【構成】 所定の通過帯域幅を有する第1の帯域通過フィルタ31と、この帯域通過フィルタ31の通過帯域幅よりも広い通過帯域幅を有する第2の帯域通過フィルタ32とを備え、アナログモードの状態では、第2のミキサ7から出力された受信第2中間周波信号を第1の帯域通過フィルタ31により帯域制限してアナログ復調回路10に供給し、一方ディジタルモードの状態では、上記第2のミキサ7から出力された受信第2中間周波信号を第2の帯域通過フィルタ32により帯域制限してディジタル復調回路20に供給するようにしたものである。
請求項(抜粋):
無線通信方式としてアナログモードとディジタルモードとを備え、これらのモードを選択的に使用して無線通信を行なう無線通信装置の受信回路において、無線信号を受信して所定の中間周波信号に周波数変換するための周波数変換手段と、前記アナログモードの状態では、前記周波数変換回路から出力された受信中間周波信号を、所定の第1の帯域通過特性に従って帯域制限してアナログ復調に供する第1のフィルタ手段と、前記ディジタルモードの状態では、前記周波数変換回路から出力された受信中間周波信号を、前記第1の帯域通過特性よりも通過帯域幅が広く設定された第2の帯域通過特性に従って帯域制限してディジタル復調に供する第2のフィルタ手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置の受信回路。

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