特許
J-GLOBAL ID:200903042041495537

変調インスタビリティを利用した波長コンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-505552
公開番号(公開出願番号):特表2002-514322
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】変調インスタビリティを利用した全て導波路ファイバによって構成される波長コンバータであって、変換波長域に亘って信号波長の変換をなす一方で、四光波混合を利用した他の波長コンバータと比較して、ポンプレーザーのパワーを低く維持することができる。本装置は、導波路の異常分散領域で作動し、変換が行われる導波路の零分散領域は、ポンプ波長以下である。故に、零分散波長よりも高い信号波長であっても、また低い信号波長であっても変換を行うことができるのである。変換効率は、25dBから30dBの範囲である。
請求項(抜粋):
少なくとも第1及び第2の入力ポートと、少なくとも第1の出力ポートと、を有するカプラーと、 前記第1の入力ポートに接続されて、波長λsの信号光パルスを伝搬する第1のシングルモード導波路ファイバと、 前記第2の入力ポートに接続されて、波長λpのポンプ光パルスを伝搬する第2のシングルモード導波路ファイバと、からなる波長変換装置であって、 前記信号光パルス及び前記ポンプ光パルスは、零分散波長λ0を有する第3のシングルモード導波路ファイバの第1の端部と接続された前記カプラーの前記第1の出力ポートへ出力されて且つ前記信号光パルス及び前記ポンプ光パルスは、前記第3の導波路ファイバ内で伝播時間の互いの行路時間の少なくとも一部をオーバーラップさせるように同期されており、 λpはλ0よりも大きく且つ前記第3の導波路は約3(W-km)-1よりも大きい非線形定数を有することを特徴とする波長変換装置。

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