特許
J-GLOBAL ID:200903042045541380

スマートアンテナアレイの較正方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-516275
公開番号(公開出願番号):特表2003-522445
出願日: 2000年06月26日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】本発明は、リアルタイムでスマートアンテナアレイの較正を行う、スマートアンテナアレイの較正方法及び装置に関する。該方法及び装置は、連結構造、フィーダ・ケーブル及びパイロット・トランシーバからなる較正リンクを設置し、ベクトルネットワークアナライザを用いて連結構造を予め較正し、その受信及び発信伝送係数をそれぞれ記録し、スマートアンテナアレイの受信較正を行い、各受信リンクと基準リンクの伝送係数における振幅が同一となるよう調整し、位相差Φをベースバンド・プロセッサ中に記録及び保存し、次いで発信較正を行い、各発信リンクと基準リンクの伝送係数における振幅が同一となるよう調整し、位相差Ψをベースバンド・プロセッサ中に記録及び保存する。本発明の連結構造は、パイロット・アンテナの空間結合モードと受動ネットワークとを利用することにより実現される。
請求項(抜粋):
1)連結構造、フィーダ・ケーブル及びパイロット・トランシーバを有する較正リンクを設置するステップであって、前記連結構造はスマートアンテナアレイのN個のアンテナユニットと結合されており、前記パイロット・トランシーバはデジタルバスを介してベース・ステーションのベースバンド・プロセッサと接続されている、該設置するステップと、 2)前記スマートアンテナを稼動させる前に前記連結構造の較正を行い、受信及び発信伝送係数をそれぞれ記録するステップと、 3)各受信リンクと基準リンクの伝送係数における振幅が同一となるよう調整し、各受信リンクと基準リンクとの位相差Φを得、これをスマートアンテナの動作時に使用する、受信較正を行うステップと、 4)各発信リンクと基準リンクの伝送係数の振幅が同一となるよう調整し、各発信リンクと基準リンクとの位相差Ψを得、これをスマートアンテナの動作時に使用する、発信較正を行うステップと、 を有することを特徴とする、スマートアンテナアレイの較正方法。
Fターム (7件):
5J021AA05 ,  5J021AA11 ,  5J021DB01 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA01 ,  5J021HA05
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る