特許
J-GLOBAL ID:200903042045672611

水硬性組成物の製造方法および水硬性組成物の押出成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255743
公開番号(公開出願番号):特開平7-109163
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 水硬性組成物の押出成形時に大幅な拡幅が可能であり、また、得られた押出成形体が耐爆裂性に優れるとともに、その幅方向と押出方向における強度を高くでき、かつそのばらつきを小さくすることができる押出成形体を製造する方法と、そのための水硬性組成物の製造方法を提供する。【構成】 この水硬性組成物は、最初に、平均粒径100μm以上の粗大シリカと、パルプの混合物とを混合、撹拌してパルプを解繊した後に、微細シリカ、水硬性無機物、補強材を混合、分散させ、さらに、カルボキシル基を分子内に有しかつアルカリ増粘性を有するアクリル系重合体のエマルジョンを添加、混合して製造される。また、押出成形体の製造方法においては、押出成形装置として、そのシリンダ先端1aとノズル3との間にテーパ状流路2が介装され、かつ、ノズル3とテーパ状流路2との境界部に抵抗板4が配設された押出成形装置を用い、前記抵抗板4で、水硬性組成物を拡幅するとともに水硬性組成物の流れを均一化する。
請求項(抜粋):
平均粒径20μm以下の微細シリカ5〜25重量%と、平均粒径100μm以上の粗大シリカ10〜30重量%とを含む水硬性無機物100重量部に対し、パルプ0.5〜5重量部、および、分子内にカルボキシル基を有し、かつアルカリ増粘性を有するアクリル系重合体のエマルジョンを前記アクリル系重合体の重量に換算して0.1〜0.5重量部配合して水硬性組成物を製造する際に、前記粗大シリカと前記パルプとを混合、撹拌して前記パルプを解繊した後、前記エマルジョン以外の成分を添加して混合、分散させ、さらに、前記エマルジョンを分散させた水を添加、混合することを特徴とする、水硬性組成物の製造方法。
IPC (10件):
C04B 28/18 ,  B28B 3/20 ,  C04B 14/04 ,  C04B 16/02 ,  C04B 24/26 ,  C04B 14:38 ,  C04B 14:04 ,  C04B 16:06 ,  C04B 24:38 ,  C04B 24:26

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