特許
J-GLOBAL ID:200903042047679931

工作機械の超精密温度制御システム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富崎 元成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089719
公開番号(公開出願番号):特開平5-253790
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】[目的]負荷変動が大きい系や無駄時間要素を含む制御対象を超精密に温度制御する。[構成]パソコン5は、熱媒体液の戻り油温度T2 の設定値TC と、実際に制御されている戻り油温度T2 との温度差ΔT=TC -T2 だけ送油温度T0 の制御目標値T0,NEW を更新、修正するために高精度PID温度調節器10に指令する。高精度PID温度調節器10はこの指令を受けて、定電力サイリスタ位相制御器16を介して加熱制御用ヒータ17の発熱量を制御する。加熱制御用ヒータ17は、熱媒体液を加熱して密閉型減衰タンク21を介して加工機械1に送る。熱媒体液は、加工機械1で熱を交換して前段冷却手段に戻す。
請求項(抜粋):
加工機械を構成し、かつ熱発生源を有する構成要素と、前記構成要素に熱媒体液を接触させて前記構成要素を設定温度に加熱するための熱媒体液と、前記加工機械から出た前記熱媒体液を予め決められた一定温度に冷却するため前段冷却手段と、前段冷却手段から送られた前記熱媒体液を加熱するための加熱制御用ヒータと、前記加熱制御用ヒータの発熱量を制御するため加熱制御手段と、前記加熱制御用ヒータから出てきた前記熱媒体液を一時的に蓄え、かつ前記加工機械に送るための密閉型減衰タンクと、機械温度を検知するための機体温度センサと、前記加熱制御用ヒータの出口の前記熱媒体液の送油温度を検知するための送液温度センサと、前記構成要素の出口の前記熱媒体液の戻り油温度を検知するための機械出口液温センサと、前記機体温度センサ、前記送液温度センサ及び機械出口液温センサの検出温度データを受取り演算して、前記加熱制御手段に温度を出力するためのパソコンとからなる工作機械の超精密温度制御システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-283841

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