特許
J-GLOBAL ID:200903042048972144

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103477
公開番号(公開出願番号):特開平10-291053
出願日: 1997年04月21日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 低炭素鋼あるいは極低炭素鋼の連続鋳造時の介在物付着によるノズル閉塞を防止し、かつ得られる鋳片を圧延して製造される製品板のCa起因の錆の発生をも防止できる鋼の連続鋳造方法を提供する。【解決手段】 介在物の形態を、Ca添加前に、TiO2あるいはTiO2-Al2O3として、Ca添加により、CaO-TiO2あるいはCaO-TiO2-Al2O3の低融点複合介在物とする。このために、鋳造直前の溶鋼中にTi、AlおよびCaを、Ti>0.02、Ti/Al >10、および0.12×T.O ≦T.Ca≦0.0030(ここに、Ti:溶鋼中のTi含有量(wt%)、Al:溶鋼中のAl含有量(wt%)、T.O :溶鋼中の全O含有量(wt%)、T.Ca:溶鋼中の全Ca含有量(wt%))を満足するように調整して含有させたのち鋳造する。
請求項(抜粋):
鋼を連続鋳造するにあたり、鋳造直前の溶鋼中にTi、AlおよびCaを下記(1)、(2)、(3)式を満足するように調整して含有させたのち鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。記Ti>0.02 ...... (1)Ti/Al >10 ...... (2)0.12×T.O ≦T.Ca≦0.0030...... (3)ここに、Ti:溶鋼中のTi含有量(wt%)Al:溶鋼中のAl含有量(wt%)T.O :溶鋼中の全O含有量(wt%)T.Ca:溶鋼中の全Ca含有量(wt%)
IPC (3件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 370
FI (3件):
B22D 11/00 A ,  B22D 11/10 K ,  B22D 11/10 370 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る