特許
J-GLOBAL ID:200903042059166638

船舶における排ガスの水中排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-045801
公開番号(公開出願番号):特開2001-233292
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中の炭酸ガスを海水に吸収させるとともに、前記排ガス混入海水により船舶の推進力を得るにあたり、排ガスのエネルギー及び船舶の航行に伴うエネルギーを有効利用することにより、格別な装置を必要とせず、簡単かつ低コストの手段で以って、船舶の推進効率及び炭酸ガスの吸収効率を上昇させ得る船舶における排ガスの水中排出装置を提供する。【解決手段】 排ガスを、排ガス管を通して海水中に排出するようにした船舶における排ガスの水中排出装置において、中央部を船底から上方に陥没させて船底凹部を形成し、該船底凹部の両側に胴部が形成された双胴船形の船体とし、船首に開口された海水取入口から船体内を貫通され船底凹部に開口される海水管に設けられて管内の海水を船体後部開口へ向けて圧送する圧送手段とを備えるとともに、圧送手段の下流の排ガス管合流部に海水管内の海水の通流によるベンチュリ作用によって排ガス管内の排ガスを吸引するエジェクタ装置を設けてなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
【請求項1】 船舶に搭載される内燃機関等の排ガス源から排出される排ガスを、排ガス管を通して船体を貫通した管路から海水中に排出するようにした船舶において、前記船体の船尾から船首方向に一定長さに亘り、船体中央部を船底から上方に陥没させて船底凹部を形成するとともに該船底凹部の両側に胴部が形成された双胴船形に構成し、船体前部の浸水部外板に開口された海水取入口と、該海水取入口から前記船体内を貫通され前記船底凹部に開口される海水管と、海水管に設けられて該海水管内の海水を前記船底凹部に開口する排水口へ向けて圧送する圧送手段とを備え、さらに前記海水管の圧送手段の下流部位に前記排ガス管を合流させ、該合流部に前記海水管内の海水の通流によるベンチュリ作用によって前記排ガス管内の排ガスを吸引するエジェクタ装置を設けてなることを特徴とする船舶における排ガスの水中排出装置。
IPC (7件):
B63H 21/32 ,  B01D 53/62 ,  B63B 1/38 ,  B63H 23/10 ,  F04F 5/04 ,  F04F 5/46 ,  F04F 5/54
FI (7件):
B63H 21/32 B ,  B63B 1/38 ,  B63H 23/10 ,  F04F 5/04 Z ,  F04F 5/46 A ,  F04F 5/54 ,  B01D 53/34 135 Z
Fターム (16件):
3H079AA14 ,  3H079AA23 ,  3H079AA28 ,  3H079BB10 ,  3H079CC03 ,  3H079CC21 ,  3H079DD02 ,  3H079DD03 ,  3H079DD16 ,  3H079DD23 ,  3H079DD24 ,  4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002CA06 ,  4D002HA08

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