特許
J-GLOBAL ID:200903042061925910

ポリアリレートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224890
公開番号(公開出願番号):特開平5-043670
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 エンジニアリングプラスチックとしての各種特性に優れたポリアリレートの提供およびその製造方法を提供する。【構成】 特定のビスフェノール例えば2,2-ビス(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフエニル)プロパンの残基と,テレフタル酸および/またはイソフタル酸の残基とからなり,特定の条件を満足するポリアリレート。このポリアリレートは,前記ビスフェノールを溶解したアルカリ水溶液と,テレフタル酸および/またはイソフタル酸の酸ハロゲン化物を溶解した疎水性有機溶媒溶液とを接触させてポリアリレートを得るにあたって,相間移動触媒として特定の第4級塩例えばトリ-n-ブチルベンジルアンモニウムクロライドを用いることによって製造することができる。
請求項(抜粋):
式〔1〕で表されるビスフェノールの残基と,テレフタル酸および/またはイソフタル酸の残基とからなり,式〔2〕および式〔3〕を満足するポリアリレート。【化1】0.4 ≦ ηinh (A)≦1.7 〔2〕0.9 ≦ ηinh (B)/ηinh (A) 〔3〕(ただし,式〔1〕において,R1 〜R4 はメチル基, エチル基またはハロゲン原子を表し, それぞれ同じであっても異なっていてもよく,Yは炭素数1から20の炭化水素基,O,S,SO2 ,およびCOからなる群から選ばれる。式〔2〕および式〔3〕において,ηinh (A)は溶媒としてテトラクロルエタンを用い,温度25°C,濃度1g/dlの条件で求めた対数粘度である。式〔3〕において,ηinh (B)は溶媒として酢酸ナトリウムを0.01モル/l含むテトラクロルエタン/フェノール=40/60(重量比)の混合溶媒を用い,温度25°C,濃度1g/dlの条件で求めた対数粘度である。なお,ηinh (A)およびηinh (B)において,対数粘度は式〔4〕で定義される。ηinh = ln ηr/C 〔4〕ここでlnは自然対数を,ηrは相対粘度を,Cは濃度(g/dl)を示す。)
IPC (2件):
C08G 63/195 NNP ,  C08G 63/78 NNP
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-159823
  • 特開昭58-180525

前のページに戻る