特許
J-GLOBAL ID:200903042069059422
車両用空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
千葉 剛宏
, 宮寺 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-223710
公開番号(公開出願番号):特開2004-058951
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】2つの空調ユニットを有する車両用空調装置で、低温時の冷媒回収を効率的に行い、暖房の迅速化を図る。【解決手段】車両用空調装置10は、圧縮機16と、冷媒を凝縮する第1凝縮器22および第2凝縮器52と、第1凝縮器22によって凝縮された冷媒を膨張させる第1膨張弁32および第2膨張弁34と、膨張した冷媒を蒸発させる第1蒸発器36および第2蒸発器38と、第1凝縮器22から流出する冷媒の送出先方向を第1膨張弁32または第2膨張弁34に至る第1方向管路24、若しくは、第2凝縮器52に至る第2方向管路26のいずれか一方に切り換える方向切換弁28とを備える。低温時における暖房運転の初期に、方向切換弁28を第2方向管路26側へ切り換え、第1凝縮器22内の冷媒を第2凝縮器52へ導く。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1空間の空調を行う第1空調ユニットと、第2空間の空調を行う第2空調ユニットとを有する車両用空調装置において、
冷媒を吸入し圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機の吐出口の分岐した管路にそれぞれ設けられる第1電磁開閉弁および第2電磁開閉弁と、
前記第1電磁開閉弁を介して供給される冷媒を凝縮して前記第1空調ユニットおよび前記第2空調ユニットに供給する第1凝縮器と、
前記第2電磁開閉弁を介して供給される冷媒を凝縮する第2凝縮器と、
前記第1凝縮器によって凝縮された冷媒を膨張させる第1膨張弁および第2膨張弁と、
前記第1膨張弁によって膨張した冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、
前記第2膨張弁によって膨張した冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、
エンジンによって加熱された温水により空気を加熱する加熱器と、
前記第1凝縮器から供給される冷媒の送出先の方向を2方向に切り換える方向切換弁と、
を有し、
前記第1空調ユニットは、前記第1膨張弁、前記第1蒸発器および前記加熱器を含み、
前記第2空調ユニットは、前記第2膨張弁、前記第2蒸発器および前記第2凝縮器を含み、
前記第1蒸発器、前記第2蒸発器および前記第2凝縮器から流出する冷媒は、前記圧縮機に吸入され、
前記方向切換弁は、冷媒を、前記第1膨張弁および前記第2膨張弁へ導く第1方向管路、若しくは、前記第2凝縮器へ導く第2方向管路のいずれか一方へ送出することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60H1/32 621C
, F25B5/02 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
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車両用冷暖房装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-029726
出願人:日産自動車株式会社
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自動車用空調装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-380881
出願人:株式会社ケーヒン
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車両用空調装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-024741
出願人:カルソニックカンセイ株式会社
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