特許
J-GLOBAL ID:200903042069686800

溶鋼の脱燐方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006373
公開番号(公開出願番号):特開平5-043923
出願日: 1985年01月08日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、取鍋内の溶鋼にフラックスを添加して脱燐することを目的とする。【構成】 溶鋼の温度に応じて、フラックス添加原単位で少なくとも13.8kg/トンのNa2 O及び少なくとも46.2kg/トンのCaO,FeO,CaF2 を主成分とするNa2 O以外の成分を含むように調整したフラックスを、溶鋼に添加する工程と、該フラックスを滓化する工程と、溶鋼を撹拌し、該スラグと溶鋼とを反応させる工程と、を有し、処理後におけるスラグ組成が所定の不等式にて規定される組成を有するCaO-CaF2 -SiO2 を系スラグにNa2 Oを3重量%以下の割合で含有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
溶鋼の温度に応じて、フラックス添加原単位で少なくとも13.8kg/トンのNa2 O及び少なくとも46.2kg/トンのCaO,FeO,CaF2 を主成分とするNa2 O以外の成分を含むように調整したフラックスを、溶鋼に添加する工程と、該フラックスを滓化する工程と、溶鋼を撹拌し、該スラグと溶鋼とを反応させる工程と、を有し、処理後におけるスラグ組成が下記不等式にて示す組成を有するCaO-CaF2 -SiO2 を系スラグにNa2 Oを3重量%以下の割合で含有することを特徴とする溶鋼の脱燐方法。(SiO2 )≧710≦(CaF2 )≦42(CaO)≦3.17・(SiO2 )+1.7・(CaF2 )(CaO)/(SiO2 )≧2.1但し、( )はその成分の濃度(重量%)を示し、(CaO)+(CaF2 )+(SiO2 )=100と規格化する。
IPC (3件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 7/064 ,  C21C 7/076

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