特許
J-GLOBAL ID:200903042070681463

メチルメタクリレートのガラス化せず残留モノマーの乏しいホモポリマーまたはコポリマーの製造法、乳化重合体並びに熱可塑性樹脂のための加工助剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184325
公開番号(公開出願番号):特開平8-169914
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 極めて低い残留モノマー含量を有するPVC用加工助剤の製造法。【構成】 乳化重合体を、後接触反応させ、重合開始剤の事後の添加および加熱によって残留モノマー含量を低下させ、メチルメタクリレートの沸点を上廻る温度で噴霧乾燥させる。【効果】 本発明による加工助剤は、生成物の製造を長引かせ、ひいては生成物の高額なものにする付加的な工業的助剤を必要とせず、多過ぎる残留モノマー含量が匂いまたは味を損なってしまうような使用目的に使用できる。
請求項(抜粋):
メチルメタクリレートおよび場合によってはコモノマー50重量%までからなる乳化重合体の分散液を製造して、ガラス化せず残留モノマーの乏しいホモポリマーまたはコポリマーを製造するための方法において、乳化重合体を、まず、重合開始剤の事後の添加および加熱によって残留モノマー含量を減少させるように後接触反応させ、この後、メチルメタクリレートの沸点を上廻る温度かまたは場合によっては使用されたコモノマーの沸点がこのメチルメタクリレートの沸点を上廻る場合にはより高い方の温度を上廻る温度で噴霧乾燥させることを特徴とする、ガラス化せず残留モノマーの乏しいホモポリマーまたはコポリマーの製造法。

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