特許
J-GLOBAL ID:200903042076951730

電動式4輪手押し杖車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-118873
公開番号(公開出願番号):特開平8-280763
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 杖を必要とする高齢者等が、坂道でも安全簡便に利用できる、電動式4輪手押し車を提供する。【構成】 電池25と直流電動機23と、ウオームギヤ17を含む減速機構と、クラツチ11と差動ギヤ機構8と駆動車輪2a、2bを具備し、固定にぎり手32a、32bで保持された内部支持体31上の手押しばね部33a、33bで、中央の可動手押し外筒35を後方斜め上に押し上げておき、これが前方斜め下に2kgf以上の力で押されたとき、左右の手押し感知スイツチ34a、34bが通電することにより電動走行する。【効果】 坂の上り下りで、にぎり手を押したときだけ電動で前進し、押す力が弱いか、手を離すと自動的に停止し、同時にブレーキ作用が働くので、安全である。普通の手押し車としても使える。
請求項(抜粋):
電池(25)の電力で直流電動機(23)を回転させ、セルフロック効果を持つウオームギヤ(17)とウオームホイル(16)の組合せを含む減速機構で減速し、回転力の連結分離を可能とするクラツチ(11)により、差動ギヤ機構(8)の主駆動軸(9)に回転力を伝達し、前記差動ギヤ機構(8)により左駆動軸(7a)と右駆動軸(7b)に分けられた差動可能な回転力で一対の駆動車輪(2a)、(2b)を回転可能に構成し、左右の固定にぎり手(32a)、(32b)で保持された内部支持体(31)に取り付けられた左右の手押しばね部(33a)、(33b)によって、内側から車の前進方向と反対側の斜め上方に左右平均に押し上げられている、にぎり手部分の中央に構成された可動手押しにぎり手外筒(35)と、前記左右の手押しばね部(33a)、(33b)に近接して左右の手押し感知スイツチ(34a)、(34b)を前記内部支持体(31)上に取り付け、前記可動手押しにぎり手外筒(35)が車の前進方向斜め下方に2kgf以上の力で平均に押されたときに前記手押し感知スイツチ(34a)、(34b)が両方ともONとなるように設定し、前記クラツチ11を動力連結の側に設定した場合、前記手押し感知スイツチ(34a)、(34b)が両方ともONになっている時間だけ電池(25)の電力が直流電動機(23)に供給されて、直流電動機(23)の回転力が前記一対の駆動車輪(2a)、(2b)に伝達されることにより、電力による前進走行をするように構成した電動式4輪手押し杖車。

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