特許
J-GLOBAL ID:200903042077549129

画像処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-161282
公開番号(公開出願番号):特開平9-163141
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 誤差拡散法を用いた2値化処理を行うことにより、低濃度領域の階調特性を滑らかにして疑似輪郭などといった画像不良の発生を防止すること及びそのための処理を非常に簡単な構成で、しかも高速に実現できるようにする。【解決手段】2値化部2における2値化結果がドットONであるとき、誤差演算/拡散部3においてError(i,j)= Data_corrected(i,j)-on_value(Data)によって誤差Error を算出する。ドットON時の評価値on_value(Data)は、入力画像データの階調値Dataが小さくなるほど255より大きくなるように、画素ごとに変化させる。この変化のカーブをガンマ特性曲線に合わせてもよい。更に、2値化部2が用いる閾値thrldを、次の条件(a) Dataが低濃度の階調値の場合には、Data≦thrld≦(m+Data)/2(b) Dataが高濃度の階調値の場合には、(m+Data)/2≦thrld≦Dataの少なくとも一方の条件を満たすように画素ごとに変化させる。ここに、m=on_value(Data)/2である。
請求項(抜粋):
多階調画像データを誤差拡散法を用いて2階調画像データに変換する画像処理方法であって、(1)注目された画素の多階調画像データに、その注目画素近傍の既に2値化された少なくとも1個の画素からの拡散誤差を加えて補正データを求め、(2)その補正データを閾値と比較して、ドットON及びドットOFFのいずれか一方を示す2階調画像データに変換し、(3)その2階調画像データに対応した評価値と前記補正データとの間の差である量子化誤差を演算し、そして(4)その量子化誤差を注目画素近傍の未だ2値化されていない複数個の画素に拡散するステップを有する画像処理方法において、(5)ドットONを示す2階調画像データに対応した第1の評価値を、前記注目画素の多階調画像データに応じて変化させるステップを更に有することを特徴とする画像処理方法。
IPC (2件):
H04N 1/405 ,  G06T 5/00
FI (2件):
H04N 1/40 B ,  G06F 15/68 320 A

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