特許
J-GLOBAL ID:200903042086711753

自動車のエンジンマウント構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043115
公開番号(公開出願番号):特開2000-240704
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で耐力の向上を図ることができる自動車のエンジンマウント構造を提供する。【解決手段】 取付基端部4の接合部10近傍に穴15を形成した。エンジン側の荷重を弾性部材締付ボルト12で受け、この際、ブラケット表面側に関する、ボルト用孔9を形成した部分から弾性部材締付ボルト12の中心部分に向く力Fは、穴15を回り込むようにして二方向に分かれて弾性部材締付ボルト12(車体側ブラケット)側に伝達され、応力集中箇所が分散される。このため、一か所に応力集中する従来技術に比して、最大応力値が小さくなるので、エンジン側取付部3の肉厚を厚くすることなく耐力向上が図れ、肉厚を厚くした場合に惹起する「巣」の発生が抑制され生産性の向上が図れる。アルミ製として、耐力向上が図れるので、鋳鉄製とする場合に比して重量の増加を抑制できる。
請求項(抜粋):
車体側の軸部材に支持される弾性部材を嵌合するスリーブと、スリーブの外周部に、該スリーブの径方向外方に突出形成されてエンジン側に取り付けられるエンジン側取付部とからなるエンジン側ブラケットを備えた自動車のエンジンマウント構造であって、エンジン側取付部におけるスリーブ近傍部分に穴を設けることを特徴とする自動車のエンジンマウント構造。
IPC (2件):
F16F 1/38 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 1/38 S ,  B60K 5/12 F
Fターム (5件):
3D035CA09 ,  3J059AB13 ,  3J059BA42 ,  3J059DA50 ,  3J059GA09

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