特許
J-GLOBAL ID:200903042089003652
複動式回転工具を用いた摩擦攪拌接合方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
高橋 祥泰
, 岩倉 民芳
, 高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-272294
公開番号(公開出願番号):特開2007-083257
出願日: 2005年09月20日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】板厚の微妙な変化等の前提条件の微小変化が生じても健全な接合状態を得ることができる摩擦攪拌接合方法を提供すること。【解決手段】裏当て治具3に載置したアルミニウム合金板よりなる第1接合部材及び第2接合部材の端面を突き合せ、突き合せ部分23を接合する摩擦攪拌接合方法。径大部と、径大部の端面であるショルダー11の回転軸上に設けられた径小のプローブ12とを有する。プローブ12のショルダー11からの突出量Lを変更可能な複動式回転工具1を用い、複動式回転工具1を回転させながら突き合せ部分23に差し込んだ後、突き合せ部分23に沿って複動式回転工具1を平面方向に移動させるに当たり、複動式回転工具1、第1接合部材21、第2接合部材22、又は裏当て治具3の状態の微妙な変化を示す微小変化を測定し、その測定結果に応じてプローブ12の突出量Lを変更しながら複動式回転工具1の移動を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
裏当て治具に載置した、板厚が0.7〜3mmのアルミニウム合金板よりなる2枚の接合部材の端面を突き合せ、その突き合せ部分を接合する摩擦攪拌接合方法であって、
径大部と、該径大部の端面であるショルダーの回転軸上に設けられた径小のプローブとを有し、上記プローブのショルダーからの突出量を変更可能な複動式回転工具を用い、
該複動式回転工具を回転させながら上記突き合せ部分に差し込んだ後、上記突き合せ部分に沿って上記複動式回転工具を平面方向に移動させるに当たり、
上記複動式回転工具、上記接合部材、又は上記裏当て治具の状態の微妙な変化を示す微小変化を測定し、その測定結果に応じて上記プローブの突出量を変更しながら上記複動式回転工具の移動を行うことを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
IPC (1件):
FI (2件):
B23K20/12 342
, B23K20/12 344
Fターム (6件):
4E067AA05
, 4E067BG00
, 4E067BG01
, 4E067BG02
, 4E067DA17
, 4E067EC01
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第2712838号明細書
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特許第3262533号明細書
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