特許
J-GLOBAL ID:200903042091145553

有価証券識別装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245683
公開番号(公開出願番号):特開平11-086073
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 構成が簡単かつ調整が容易で動作環境に左右されずにカラーで表現された有価証券の信頼性の高い真贋を識別可能な装置を提供する。【解決手段】 識別対象が無い場合に、光電変換器15の感度が異なる波長で発光する光源A11と光源B12とで等しくなるように調整しておきこの状態時に識別対象を透過してきた光の検出信号の感度差をハイパスフィルタ22出力として検出しサンプリング回路24でこの感度差に基づく光源A11よりの検出値の光源B12との感度との差に比例した信号をサンプリングし、このサンプリング値を基に真贋識別する。
請求項(抜粋):
所定波長で発光する第1の発光手段と、前記第1の発光手段とは異なる波長で発光する第2の発光手段と、前記第1の発光手段を発光させる第1の駆動手段と、前記第2の発光手段を発光させる第2の駆動手段と、前記第1及び第2の駆動手段を順次切換えて付勢する発光制御手段と、前記第1及び第2の発光手段よりの発光光を一括して受光して検出光強度に対応する電気信号を出力する受光手段と、前記受光手段よりの前記各発光手段よりの異なる波長毎の電気信号レベル差が所定の範囲内となるように前記第1及び第2の駆動手段の少なくとも一方を調整して発光強度を調整し前記各発光手段と前記受光手段の性能のバラツキを解消する調整手段と、識別対象が前記両発光手段と前記受光手段間に到達する際に前記調整手段の調整状態を固定する光強度固定手段と、前記識別対象が前記発光手段と受光手段間を搬送される際の前記受光手段よりの出力電気信号の交流成分を抽出する抽出手段と、前記抽出手段よりの交流出力信号中の前記発光手段のいずれか一方の発光手段よりの光の受光タイミングにおける交流出力信号値をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段におけるサンプリング値を基準として有価証券を識別することを特徴とする有価証券識別装置。
FI (2件):
G07D 7/00 E ,  G07D 7/00 L

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