特許
J-GLOBAL ID:200903042094080479

液封入防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301669
公開番号(公開出願番号):特開平6-129472
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 装置高を低くでき、コンパクトな形状で良好な防振性能を発揮する。【構成】 筒状側板3の下端開口に、筒状に成形した薄肉ゴム膜2の一端開口を接合連結する。薄肉ゴム膜2を側板3の外周に沿って外方へ反転せしめてその他端開口を側板3の上端外周に接合し、薄肉ゴム膜2と側板3間に副液室Bを形成する。流路51を形成した底板4により側板3の下端開口を閉鎖して閉鎖空間内を主液室Aとなし、絞り流路51で主液室Aと副液室Bを結ぶ。封入液が流入する副液室Bの薄肉ゴム膜2は径方向外方へ膨張するから装置高を低くでき、こもり音等が低減される。
請求項(抜粋):
振動体を支持する防振ゴム体により上端開口が閉鎖されて主液室の側壁を構成する筒状側板を設け、該側板の下端開口に、筒状に成形した薄肉ゴム膜の一端開口を接合連結するとともに、該薄肉ゴム膜を側板の外周に沿って外方へ反転せしめてその他端開口を側板の上端外周に接合して、薄肉ゴム膜と側板間に形成される環状密閉空間を副液室となし、絞り流路を形成した底板により上記側板の下端開口を閉鎖して閉鎖空間内を上記主液室となして、上記絞り流路の一端を上記主液室に連通せしめるとともに、他端を上記副液室に連通せしめたことを特徴とする液封入防振装置。

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