特許
J-GLOBAL ID:200903042113753820

自己診断テスト機能付き無線機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289042
公開番号(公開出願番号):特開平9-135190
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 PLL周波数シンセサイザ方式の多チャネル無線機において、新たにPLL周波数シンセサイザや発振器等を増設することなく、自己診断テスト機能を容易に実現できる携帯性及び経済性に優れた多チャネル無線機を提供する。【解決手段】 自己診断テストが選択されたとき、無線機を常時送信状態とし、PLL周波数シンセサイザの原振に使用している温度補償水晶発振器の出力を分配して、周波数混合器に局部発振信号として入力し、受信部も同時に動作させるように構成することによって、自局の送信電波を受信、復調し、スピーカから出力される復調音を再度マイクロホンから入力してハウリングを発生させ、生じるビート音を操作者が確認して無線機の異常の有無をチェックする自己診断テストを容易に実施することができる。
請求項(抜粋):
原発振信号を発生する発振器と該原発振信号を基に所要の周波数信号を生成する1つのPLL周波数シンセサイザと電圧制御発振器とを含む発振部と、該発振部からの発振信号を基に所定の送受信信号処理を行なう送信部と受信部とを有するPLL周波数シンセサイザ方式の無線機において、上記発振器の原発振信号を所要の周波数信号に変換する周波数変換手段と、上記受信部内の周波数混合器に与える受信局部発振信号として、上記周波数変換手段の出力信号と上記電圧制御発振器の出力信号とを択一的に選択する切り換え手段とを備え、自己診断テストが選択されたときには、受信局部発振信号として上記周波数変換手段の出力信号を選択して送信部と受信部を同時動作可能な状態に制御せしめると共に、周囲雑音を送信入力信号として常時送信動作を行ない、該送信信号を自局で受信し、該受信信号の復調音を再度送信入力信号として送信することによりハウリングを発生させ、生じるビート音によって動作を確認できるように構成した自己診断テスト機能付き無線機。
IPC (2件):
H04B 1/40 ,  H04B 1/26
FI (2件):
H04B 1/40 ,  H04B 1/26 C

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