特許
J-GLOBAL ID:200903042115769537

MRI用磁界発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999001944
公開番号(公開出願番号):WO1999-052427
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月21日
要約:
【要約】この発明は、空隙内の磁界均一度を低下させることなく、傾斜磁界コイルに流れるパルス電流の影響にて発生する磁極片内の渦電流及び残留磁気の低減を可能とするMRI用磁界発生装置の提供を目的とし、けい素鋼板の積層体よりなる本体部41と本体部41の空隙対向面側に配置する磁性環状突起部42とを効果的に組み合わせた磁極片40を使用することにより、該環状突起部42近傍にて磁気飽和状態を招くことなく、空隙内に所望の均一度を有する静磁界を形成させるとともに、傾斜磁界コイルに流れるパルス電流の影響にて発生する磁極片40内の渦電流及び残留磁気の低減を可能とする。
請求項(抜粋):
1. 空隙を形成して対向する一対の磁極片を有し、該空隙に磁界を発生させるMRI用磁界発生装置において、前記磁極片が、けい素鋼板の積層体からなる本体部と、該本体部の空隙対向面側に配置する磁性環状突起部からなるMRI用磁界発生装置。2. 前記けい素鋼板の積層体からなる本体部が、電気抵抗の高い非磁性支持部材にて固定支持されてなる請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。3. 前記電気抵抗の高い非磁性支持部材が樹脂、ベークライト、FRP等の非金属からなる請求の範囲第2項のMRI用磁界発生装置。4. 前記けい素鋼板の積層体からなる本体部が、周方向に複数に分割された磁性環状支持部材にて固定支持されてなる請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。5. 前記けい素鋼板の積層体からなる本体部が、本体部の空隙対向面との反対側表面に配置する本体部の厚さの10%以下の厚さからなる磁性薄板にて固定支持されてなる請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。6. 前記磁性薄板が周方向に複数に分割されている請求の範囲第5項のMRI用磁界発生装置。7. 前記けい素鋼板の積層体からなる本体部が、本体部の空隙対向面との反対側表面に配置する電気抵抗の高い非磁性薄板にて固定支持されてなる請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。8. 前記磁性環状突起部がけい素鋼板の積層体からなる請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。9. 前記本体部及び磁性環状突起部が空隙対向方向に積層したけい素鋼板からなる請求の範囲第8項のMRI用磁界発生装置。10. 前記磁性環状突起部のけい素鋼板の積層体からなる本体部に対向する側の全面積Saと、けい素鋼板の積層体からなる本体部の磁性環状突起部に対向する側の全面積Sbとの比(Sb/Sa)が少なくとも80%以上である請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。11. 前記けい素鋼板の積層体からなる本体部が磁界発生源である永久磁石構成体に載置する請求の範囲第1項のMRI用磁界発生装置。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/383 ,  H01F 7/02

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