特許
J-GLOBAL ID:200903042123196554

高クロムフェライト鋼の溶接継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098697
公開番号(公開出願番号):特開2000-288738
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】Cr含有量が10〜13%の高クロムフェライト系高強度耐熱鋼において、溶接金属の靭性が高く、脆性破壊に対する危険性が小さく、信頼性の高い溶接部が得られる高クロムフェライト鋼の溶接継手構造を提供する。【解決手段】クロム含有量が、重量%で、10〜13%の高クロムフェライト系のフェライト鋼(1)をアーク溶接で接合する溶接継手構造であって、溶接接合部の初層(2)を、クロム含有量が10〜13%の母材と同じ成分系の溶接材料を用いて、イナートガスタングステンアーク(TIG)溶接法で施工し、次層以降をクロム含有量が8.5〜9.5%の溶接材料を用いて、アークおよび溶融金属を大気より遮蔽して溶接する保護アーク溶接法で溶接ビード(3)を積層する。また、溶接部の最終層の幅が、その直下層の幅よりもビード幅1パス分以上、広くなるように溶接ビードを積層する。
請求項(抜粋):
クロム含有量が重量%で10〜13%の高クロムフェライト系耐熱鋼をアーク溶接で接合する溶接継手構造であって、溶接接合部の初層をクロム含有量が10〜13%の母材と同じ成分系の溶接材料を用いてイナートガスタングステンアーク(TIG)溶接法で施工し、次層以降をクロム含有量が8.5〜9.5%の溶接材料を用いて、アークおよび溶融金属を大気より遮蔽して溶接する保護アーク溶接法により施工してなることを特徴とする高クロムフェライト鋼の溶接継手構造。
IPC (2件):
B23K 9/23 ,  B23K103:16
Fターム (16件):
4E001AA03 ,  4E001BB01 ,  4E001BB05 ,  4E001BB07 ,  4E001BB08 ,  4E001BB09 ,  4E001CA04 ,  4E001CC04 ,  4E001DA01 ,  4E001DB03 ,  4E001DC01 ,  4E001DD01 ,  4E001DF01 ,  4E001DF04 ,  4E001EA05 ,  4E001EA09

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