特許
J-GLOBAL ID:200903042130621333

異方性が小さい高強度成形用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-181656
公開番号(公開出願番号):特開平6-002090
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【構成】 Mn0.6 〜1.7 %、Mg0.8 〜2.0 %、Cu0.10〜0.50%、Si0.10〜0.50%、Fe0.20〜0.70%、Ti0.01〜0.05%、B0.0001〜0.0010%を含み、不純物を合計で0.15%以下とし、残部Alからなるアルミニウム合金鋳塊を、600 〜640 °Cで1 時間以上均質化処理したのち、終了温度が280 〜350 °Cになるように熱間圧延を行い、該熱間圧延に続く冷間圧延を中間冷間圧延と最終冷間圧延に分けて行い、冷間圧延による全板厚減少率を90%以下として、冷間圧延開始から終了までに材料温度が110 °C以上230 °C以下になるように加熱する工程を少なくとも1 回実施する。【効果】 耳率が小さく成形性にも優れ、且つ板面に圧延油やMgの酸化に起因する汚れがない高強度材が得られる。DI缶の缶胴材として有用である。
請求項(抜粋):
Mn0.6 〜1.7 %(重量%、以下同じ)、Mg0.8 〜2.0 %、Cu0.10〜0.50%、Si0.10〜0.50%、Fe0.20〜0.70%、Ti0.01〜0.05%およびB0.0001〜0.0010%を含み、不純物を合計で0.15%以下とし、残部Alからなるアルミニウム合金鋳塊を、600 〜640 °Cで1 時間以上均熱化処理したのち、終了温度が280 〜350 °Cになるように熱間圧延を行い、該熱間圧延に続く冷間圧延を板厚減少率20〜80%の中間冷間圧延と板厚減少率30〜87.5%の最終冷間圧延に分けて行い、冷間圧延による全板厚減少率を90%以下として、冷間圧延開始から冷間圧延終了までに材料温度が110 °C以上230 °C以下になるよう加熱する工程を少なくとも1 回実施することを特徴とする異方性が小さい高強度成形用アルミニウム合金の製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-000444
  • 特開平1-123054
  • 特開平2-254143
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