特許
J-GLOBAL ID:200903042133667229

公開鍵暗号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500255
公開番号(公開出願番号):特表2000-511649
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】本発明は、値Gk(mod)pを算出する離散対数に基づく公開鍵暗号方法に関するものである。本発明により、乗算回数を減らすために2つの方法が提案され、一方は、値1の少ないビット数であるがシステム全体としてのセキュリティを維持するには十分な長さの「中空の」指数kを生成するものであり、他方は、特定の指数について同一の内積が繰り返されることがないように指数を互いに維持しつつg乗する並列計算を行うものである。本発明は、デジタル署名の生成、認証および暗号化に適用される。
請求項(抜粋):
pはモジュールと呼ばれる素数であり、kはnビットの長さにたいてい等しい乱数であり、gはベースと呼ばれる整数であるgk(mod)pを算出し、エンティティEが、かかる値を利用して別のエンティティとの間での署名を交換することを含む認証および/または署名および/または暗号化オペレーションを実現する離散対数に基づく公開鍵の暗号方法であって、-Nビット長(Nはn+bビットに等しい)の乱数指数値kを生成するステップと、-前記指数のハミング重みCを計算し、この値を予め固定値hと比較するステップと、-乱数値kが条件:C≧hを満たすか否かを確認するステップと、-このハミング重みがhより小さい場合に乱数値kを拒否し、この条件を満たす指数が得られるように新たな乱数を生成するステップと、-一方、逆の場合にはこの値を保持するステップと、-保持した値によって式gk(mod)pを算出するステップと、-他のエンティティとの間で電子署名を取り交わす際にこの式を用いるステップと、エンティティについて含んでいることを特徴とする公開鍵暗号方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 640
FI (2件):
G09C 1/00 620 A ,  G09C 1/00 640 B

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