特許
J-GLOBAL ID:200903042134127112

車両用データ伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080216
公開番号(公開出願番号):特開平6-269048
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 トークンパッシング方式を採用するデータ伝送システムにおいて、システムの伝送効率の低下を招くことなく未接続検出を行う。【構成】 自ノードのアドレスSNAに値1を加算したものを送信権(トークン)の委譲先のアドレス(トークンアドレス)TAとしてメッセージを送出し、トークンの委譲を行う(ステップS1,S2)。トークンの受信確認応答(TACK)がなければ、トークンアドレスTAを値1だけインクリメントし(ステップS5)、TA値が自ノードのアドレスSNAに等しいか否かを判別する(ステップS6)。最初はTA≠SNAであるのでトークンメッセージを送出し(ステップS7)、ステップS3にもどり、TACKがなければステップS5〜S7を繰り返す。そして、TA=SNAとなるとトークンアドレスが一巡して自ノードに戻ったことになるので、システムの異常(自ノードの未接続)と判定する(ステップS9)。
請求項(抜粋):
車両に搭載される複数の制御装置間をネットワークバスにて接続し、送信権を前記複数の制御装置間で循環させてメッセージの伝送を行う車両用データ伝送システムにおいて、前記複数の制御装置はそれぞれ、データの送受信を行う送受信手段と、前記送信権の委譲先を設定する委譲先設定手段と、前記送信権を受領した他の制御装置より出力される受信応答を検出する受信応答検出手段と、当該システムの異常を検出する異常検出手段とを備え、前記委譲先設定手段は、前記受信応答が検出されないとき次の委譲先を設定し、前記異常検出手段は前記委譲先の設定が所定の送信権委譲先を一巡したとき当該システムの異常と判定することを特徴とする車両用データ伝送システム。
IPC (6件):
H04Q 9/00 301 ,  H04Q 9/00 311 ,  B60R 16/02 ,  G06F 13/36 520 ,  H04L 12/40 ,  H04L 25/02 301

前のページに戻る