特許
J-GLOBAL ID:200903042139352858

高調波計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219163
公開番号(公開出願番号):特開平10-048272
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は交流電圧又は電流信号に重畳された高調波を計測する高調波計測装置に関し、本発明は前記課題を解消するためになされたもので、実質的に障害を発生することとなる高調波を識別できると共に、高調波解析をより詳細且つリアルタイムに計測することができる高調波計測装置の提供を目的とする。【解決手段】 標本化部1で交流電圧又は電流信号をサンプリングしてディジタル信号を生成し、FFT演算部3でディジタル信号からベクトル信号を演算し、高調波演算部4がベクトル信号から高調波のデータを演算し、この高調波のデータを記憶部5に所定の個数だけ格納し、この所定個数の高調波のデータを移動平均演算部6が移動平均を演算することから、時々刻々急峻に変化する高調波を記憶部5に格納する高調波のデータの所定個数に応じた平均化ができることとなり、実質的に障害を発生することとなる高調波を識別でき、高調波解析をより詳細且つリアルタイムに計測できる。
請求項(抜粋):
交流電圧又は電流信号を所定の標本化周波数によりサンプリングしてディジタル信号を生成する標本化部と、前記サンプリングにより生成したディジタル信号を高速フーリェ変換の演算によりベクトル信号を生成するFFT演算部と、前記演算されたベクトル信号に基づいて前記交流電圧又は電流信号に重畳された高調波のデータを演算する高調波演算部と、前記演算された高調波のデータを予め設定された所定個数を格納する記憶部と、前記格納された高調波のデータについて当該高調波データの所定個数に相当する数以下の数で移動平均を演算する移動平均演算部とを備え、前記移動平均された高調波のデータに基づいて前記交流電圧又は電流信号に重畳された高調波を計測することを特徴とする高調波計測装置。
IPC (2件):
G01R 23/20 ,  G01R 29/00
FI (2件):
G01R 23/20 C ,  G01R 29/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-070970
  • 特開平4-236358

前のページに戻る