特許
J-GLOBAL ID:200903042144150333

密閉形アルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-223253
公開番号(公開出願番号):特開平7-078630
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 密閉形アルカリ蓄電池において、電池の極板群を構成する際に必要な強度を有し、かつすぐれた保液性、正負極の絶縁性を示すセパレータを使用することにより、電池の長寿命化を図ることを目的とする。【構成】 繊維径が3μm 以下の第1のナイロン不織布と、繊維径が5μm 以上の第2のナイロン不織布があらかじめ圧着されている2層セパレータを用いて、繊維径の細い第1の不織布を正極板5と、繊維径の太い第2の不織布を負極板6と接するように極板群4を構成し、この極板群を電池外装ケース8に導入して溝入れ加工した後、正極リード板9の先端部を封口板10の裏面に溶接し、ケース8を封口板10で閉塞して密閉形アルカリ蓄電池を作成することにより、極板群構成時に正負極の短絡不良を起こすことなく、長寿命化に効果のある細繊維セパレータを導入することができる。
請求項(抜粋):
正負極間にセパレータを介在して渦巻状に捲回した極板群を有し、前記セパレータが、平均繊維径3μm 以下のナイロン繊維からなる第1の不織布と、平均繊維径5μm 以上のナイロン繊維からなり、前記第1の不織布の片面に圧着された第2の不織布とから構成され、前記セパレータの第1の不織布が正極側に、第2の不織布が負極側に配置されていることを特徴とする密閉形アルカリ蓄電池。
IPC (2件):
H01M 10/28 ,  H01M 2/16

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