特許
J-GLOBAL ID:200903042144219570

コンクリート躯体壁面の改修ライニング工法および改修ライニング構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170774
公開番号(公開出願番号):特開平8-034017
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 型枠の組立、除去等が不要で、改修構造物に高い強度が得られ、かつ腐食発生の恐れがないものとした上で、より一層のコストの削減および作業の容易化を図り得るコンクリート躯体壁面の改修ライニング工法を提供する。【構成】 コンクリート躯体壁面2に固植したアンカーボルトを利用して、躯体壁面2に金属フレーム30を固定し、ライニングパネル40を、金属フレーム30に係合させることにより、躯体壁面2から間隔をおいて取り付け、ライニングパネル40を仮設抑止手段50、60によって躯体壁面側へ抑止した状態に保持し、その状態で躯体壁面2とライニングパネル40との間の空間部内にコンクリート等の裏込材を、それによりライニングパネル40裏面側に突設された埋設固着片を埋め込むように注入充填し、裏込材硬化後、仮設抑止手段50、60を除去するものとしたコンクリート躯体壁面の改修ライニング工法。
請求項(抜粋):
コンクリート躯体壁面に所定配置に多数個のアンカーボルトを固植し、次いで、前記アンカーボルトを利用して、上記躯体壁面上に多数のライニングパネル取付用金属フレームを固定し、次いで、裏面側に埋設固着片が突設された硬質合成樹脂製の多数枚のライニングパネルを、前記金属フレームに係合させることによって、前記躯体壁面から間隔をおいて面状に並べて取り付け、次いで、上記各ライニングパネルを仮設抑止手段によって躯体壁面側に抑止した状態に保持し、その抑止状態で、前記躯体壁面とライニングパネルとの間の空間部内にコンクリート等の裏込材を、その裏込材により前記埋設固着片を埋め込むように注入充填し、そして、裏込材を養生硬化させた後、前記仮設抑止手段を除去するものとしたコンクリート躯体壁面の改修ライニング工法。

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