特許
J-GLOBAL ID:200903042147408935
空気調和装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
葛野 信一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-017192
公開番号(公開出願番号):特開平10-213339
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 複数の熱源機が複数の空気調和負荷に対して配置された装置であって、簡易な構成により空気調和負荷の変動に容易に追従でき、エネルギー浪費が少ない空気調和装置を得る。【解決手段】 熱源機1の台数制御を、負荷系熱量だけでなく還水温度を設定温度にするための熱量やバイパス流による熱量の移動を考慮に入れた熱量によって行う。このため、補助増減段などの余分な機能を用いることなく、所要の熱源機1の制御を行い、また冷凍機の能力不足時にも熱源機1にハンチングを生ぜず安定運転する。また、平均処理演算手段32により増減段直後の温度変動の不安定な領域の熱量を顕在化させず、また待ち時間を設定せずに熱源機1を制御する。そして、簡易な構成により負荷変動に容易に追従してエネルギーを節減する。
請求項(抜粋):
複数の熱源機によって生成された熱源水を往ヘッダを経て複数の空気調和負荷に送水し、その還水を還ヘッダを経て上記熱源機に還流する循環路と、上記往ヘッダ及び還ヘッダを結ぶバイパス管と、上記熱源機のそれぞれに設けられて対応した上記熱源機の動作と同期して動作し上記熱源機に熱源水を供給する熱源用ポンプと、上記空気調和負荷を流れる熱源水の流量を検知する負荷系流量検知手段と、上記熱源機を流れる熱源水の流量を検知する熱源系流量検知手段と、上記空気調和負荷に送水される熱源水温度を検知する送水温度検知手段と、上記空気調和負荷から還水される熱源水温度を検知する還水温度検知手段と、上記還ヘッダ内の熱源水温度を検知するヘッダ温度検知手段と、後述する熱源機制御装置とを設ける。また、上記負荷系流量検知手段、送水温度検知手段及び還水温度検知手段により得た温度及び流量から上記空気調和負荷に与えた熱量を演算する負荷系熱量演算手段と、上記負荷系流量検知手段、熱源系流量検知手段及び還水温度検知手段により得た温度及び流量から上記還水温度を設定値と一致させるのに必要な熱量を計算する還水温度制御熱量演算手段と、上記負荷系流量検知手段、熱源系流量検知手段、送水温度検知手段、還水温度検知手段及びヘッダ温度検知手段により得た温度及び流量から熱源水が上記バイパス管を流れることによる仮想的な熱量収支を演算するバイパス熱量演算手段と、上記負荷系熱量演算手段、還水温度制御熱量演算手段及びバイパス熱量演算手段の演算結果の和をあるサンプル区間積算し、その区間の平均を求める平均処理演算手段と、この平均処理演算手段の演算結果に基づいて上記熱源機の運転台数及び上記熱源機の出力の少なくとも一方を決定する熱量比較手段とを上記熱源機制御装置に設けて、上記空気調和負荷に応じて上記熱源機制御装置により上記熱源機を制御する空気調和装置。
IPC (2件):
F24F 11/02 102
, F24F 11/02
FI (2件):
F24F 11/02 102 L
, F24F 11/02 H
前のページに戻る