特許
J-GLOBAL ID:200903042148808112

溶鋼の脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275390
公開番号(公開出願番号):特開平10-102134
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 過剰脱硫の抑制による脱硫剤吹込み量の低減とそれに伴う処理時間の短縮を図ると共に、脱硫後の[Sol.Al]低減のためのO2上吹きを不要として復Sを防止する。【解決手段】 脱S率と脱硫剤吹込み量の相関関係から、脱硫前の[S]含有率、脱硫後の目標[S]含有率に応じた脱硫剤吹込み量を求めると共に、脱硫剤吹込み量と脱硫処理中の脱Sol.Al率の相関関係から脱硫後の目標[Sol.Al]含有率に対応する脱硫前の[Sol.Al]含有率を逆算し、この逆算した[Sol.Al]含有率以下に低減させたのち、脱硫処理を開始することによって、過剰脱硫を防止して脱硫剤の低減と脱硫時間を短縮でき、かつ、溶鋼中[Sol.Al]含有率を目標[Sol.Al]含有率に的中でき、酸素上吹きによるAl燃焼処理を不要とできる。
請求項(抜粋):
脱酸の終了した溶鋼をRH設備で真空脱ガス処理する際、真空槽上部からランスを用いてキャリアガスと共に脱硫剤を上吹きする溶鋼の脱硫方法において、脱硫率と脱硫剤吹込み量の相関関係から、脱硫前の[S]含有率、脱硫後の目標[S]含有率に応じた脱硫剤吹込み量を求めると共に、脱硫剤吹込み量と脱硫処理中の脱Sol.Al率の相関関係から、脱硫後の目標[Sol.Al]含有率に対応する脱硫前の[Sol.Al]含有率を逆算し、この逆算した[Sol.Al]含有率以下に低減させたのち、脱硫処理を開始することを特徴とする溶鋼の脱硫方法。
IPC (3件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/064 ,  C21C 7/072
FI (3件):
C21C 7/10 F ,  C21C 7/064 Z ,  C21C 7/072 S
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-205220
  • 高純度鋼の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-184944   出願人:日本鋼管株式会社
  • 特開平3-010014

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