特許
J-GLOBAL ID:200903042149996478

測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315944
公開番号(公開出願番号):特開平10-160815
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 正常にドップラー周波数が測定できなかったと判断した測位データを削除することにより、誤差を抑えた測位結果を獲得することのできる測位装置を提供すること。【解決手段】 CPU1は、受信部4により受信したエフェメリスと、ドップラー周波数測定部6により測定したドップラー周波数との複数組のデータのうち、ドップラー周波数が大きく理論値とズレているものを削除し、残りのデータで、測位計算を実行する。これにより、測位計算した結果の精度の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
衛星から送信されてくる情報を受信する受信部と、衛星から受信した電波のドップラー周波数の測定を行うドップラー周波数測定部と、前記受信部により受信されたエフェメリスと、前記ドップラー周波数測定部により測定されたドップラー周波数との複数組のデータに基づいて、端末の推測位置の計算を実行する位置計算手段と、測位に必要な衛星からのエフェメリスと端末で測定されるドップラー周波数との複数組のデータを獲得した後、前記位置計算手段に、一度測位計算を実行して仮の測位解を求めさせ、衛星からのエフェメリスから計算されるドップラー周波数の理論値と端末で測定されたドップラー周波数の測定値との差を前記複数組のデータに対してそれぞれ求め、理論値と測定値との差があらかじめ設定された値を超える場合に、測定したドップラー周波数とこの時刻に受信したエフェメリスとを削除し、再度、前記位置計算手段に、残ったデータを用いて測位計算を実行させる制御手段とを有することを特徴とする測位装置。

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