特許
J-GLOBAL ID:200903042160833580

インクジェット式プリンタ用ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-185274
公開番号(公開出願番号):特開平8-025622
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は単一の圧電素子でインク滴吐出動作ができ、振動板への負荷を従来のものと変えずに振動板の変位量を大きくし得るとともに、振動板と圧電素子との位置決めを容易、かつ、正確にし得るインクジェット式プリンタ用ヘッドを提供することを目的とする。【構成】 櫛歯状圧電素子1は両端に形成されている圧電素子歯1a及び1iが圧電素子歯1b〜1hよりも長く形成されている。圧力形成部材3はノズル孔6b〜6hを有する圧力室7b〜7hが形成されるように、振動板2上に接着されている。櫛歯状圧電素子1は両端圧電素子歯1a及び1iが振動板2及び圧力形成部材3の貫通孔を貫通して固定ブロック4の内面に接着固定され、圧電素子歯1b〜1hの各上端面が振動板2の下面に接着される。圧電素子歯1a及び1iと、圧電素子歯1b〜1hはそれぞれ独立に駆動される。
請求項(抜粋):
振動板の上面にそれぞれノズル孔を有する複数の圧力室が、該振動板の上面を一壁面として形成された圧力室形成部材を固定すると共に、該振動板の下面に圧電素子の上端面を固定し、該圧電素子により該振動板を変形させて前記圧力室内の圧力を高めて前記ノズル孔よりインク滴を吐出させて印字するインクジェット式プリンタ用ヘッドにおいて、前記圧電素子を、長手方向が平行な複数の櫛歯状圧電素子歯に形成すると共に、該複数の櫛歯状圧電素子歯のうち前記複数の圧力室にそれぞれ対応する位置に上端面が位置するように形成された圧電素子歯群と、圧電素子全体変位用に形成された残りの圧電素子歯とからなる構成とし、前記複数の圧力室にそれぞれ対応する位置の前記振動板の下面に前記圧電素子歯群の上端面を固定し、かつ、前記複数の櫛歯状圧電素子歯をそれぞれ互いに独立に駆動するための内部電極を設け、前記圧電素子全体変位用圧電素子歯を前記圧電素子歯群とは独立して駆動制御することを特徴とするインクジェット式プリンタ用ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (4件)
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