特許
J-GLOBAL ID:200903042164330516

多気筒内燃機関の吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103406
公開番号(公開出願番号):特開平10-299493
出願日: 1997年04月21日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】簡単で小型、低コストな構成で、吸気脈動効果の利用促進を図りつつ、吸入効率を一層高めることができると共に気筒間バラツキも抑制できるようにした多気筒内燃機関の吸気装置を提供する。【解決手段】吸気コレクタ3の内部には、開閉バルブ5及び隔壁40が設けられており、これらによって吸気コレクタ3の内部の2室(3A,3B)を連通或いは連通遮断することができるようになっている。開閉バルブ5は、開弁(室3A,3Bを連通させた)状態において、吸気管2A(2B)から流入する吸気の流れを妨げないように配設される。これにより、開閉バルブ5を開弁させた状態でも、通気抵抗を増大させることがなく、かつ、吸気流れを整流する作用を奏することができるようになる。従って、全体として吸入効率を向上させることができると共に、特に、開閉バルブ5に隣接する♯3、♯4気筒に対する通気抵抗を小さくできるため、気筒間バラツキをも抑制することができることとなる。
請求項(抜粋):
気筒に連通し、並設される少なくとも2つの連通路と、外気に連通する吸気通路と、前記連通路及び前記吸気通路の吸気流れに略直角な方向の断面積より大きな断面積を有し、前記連通路と前記吸気通路の間に介装される所定容積を有する容積部と、を含んで構成され、前記容積部の内部を、前記並設される連通路と連通路との間に設けられる隔壁により隔成し、前記隔壁を挟んで両側に前記吸気通路を開口させると共に、前記隔成された容積部の内部間を連通或いは連通遮断切り換えするために、前記隔壁に開口部を設け、該開口部に回動式の板状の開閉バルブを開閉可能に配設するようにした多気筒内燃機関の吸気装置において、前記板状の開閉バルブが、その開状態において、前記吸気通路から前記隔壁の両隣りの連通路への吸気流れの夫々を整流する整流板として機能するように配設されたこと特徴とする多気筒内燃機関の吸気装置。
IPC (3件):
F02B 27/02 ,  F02M 35/104 ,  F02M 35/10
FI (3件):
F02B 27/02 M ,  F02M 35/10 102 X ,  F02M 35/10 301 D

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