特許

J-GLOBAL ID：200903042167268277

電気二重層コンデンサ

発明者： 高田 和夫 ,  山本 浩平 ,  中西 正典 ,  中村 光宏 ,  山崎 龍也
出願人/特許権者： 富士電気化学株式会社
代理人 (1件)： 一色 健輔 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-179846
公開番号（公開出願番号）：特開平6-029152
出願日： 1992年07月07日
公開日（公表日）： 1994年02月04日
要約：

【要約】【目的】 活性炭を電気二重層コンデンサに組み込んだ状態でのガスの発生を抑制し、これによる静電容量低下を防止するとともに、耐電圧性能を向上できる電気二重層コンデンサを提供する。【構成】 正極側活性炭および負極側活性炭ともに、コンデンサに組み込む前にあらかじめ電解液中で定電位を印加することで、酸化あるいは還元反応により生ずるガスを除去処理したものが用いられる。正極側活性炭は、銅板3aに導電性シート3bを介して前記活性炭電極3cを熱圧着したものを作用極3とし、白金板を対極4、SCEを参照電極5として30重量%希硫酸溶液の電解液2中に浸漬してビーカーセルを形成し、ポテンショスタットにより参照電極5に対し+0.9V の電位をかける。負極側活性炭については、同一ビーカーセル内で参照電極5に対し-0.25V の電位をかけ続ける。

請求項（抜粋）：

ガスケットの内部にセパレータを介して上下に積層された分極性電極と、前記ガスケットの上下開口面に配置された導電性フィルムを介して前記ガスケットの上下面に配置されて該ガスケットの内部を密封する上下一対の集電板とを備えた電気二重層コンデンサにおいて、前記分極性電極を構成する活性炭は、前記ガスケット内部に組み込まれる前に電解液中で定電圧を印加することで、定電圧負荷状態で発生するガスをあらかじめ除去処理したものであることを特徴とする電気二重層コンデンサ。

IPC (2件)：

H01G 9/00 301 ,  C01B 31/08

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭60-201614
  
• 電気二重層コンデンサの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-290319   出願人：富士電気化学株式会社, いすゞ自動車株式会社