特許
J-GLOBAL ID:200903042189891911

再生油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107878
公開番号(公開出願番号):特開平5-302603
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 複合操作時における低負荷側アクチュエータの急激な速度低下およびこれに伴うショックの発生を防止する再生油圧回路を得る。【構成】 アクチュエータ12、14の内の特定(低負荷側)のアクチュエータ12の方向切換弁34および補助弁46の間の戻りライン28と、圧油供給ライン20との間を、バイパスライン80により再生チェック弁82を介して接続し、この再生チェック弁は戻りラインからの戻り油を圧油供給ラインへ還流する向きに配設し、さらに特定のアクチュエータ12の圧油供給ライン上の再生チェック弁の接続点より上流側に可変絞84りを設け、この可変絞りの開度を信号ライン86を介して戻りライン上の圧力により調整する。
請求項(抜粋):
容量制御手段を有する可変容量ポンプと、このポンプの圧油によつて駆動される複数のアクチュエータと、タンクと、前記ポンプのポンプライン並びに前記複数のアクチュエータのそれぞれのアクチュエータラインの間に設けられポンプの圧油をそれぞれのアクチュエータに供給すると共にこのアクチュエータからの戻り油をそれぞれの戻りラインを介して前記タンクに接続したタンクラインへ排出する複数の方向切換弁とからなり、前記各方向切換弁のアクチュエータラインの負荷圧力をそれぞれの単位信号圧力として検出する検出手段と、これら検出された各単位信号圧力の中の最高圧力を最高信号圧力として選択する手段と、前記各方向切換弁とタンクラインとの間に配置され各戻りラインとタンクラインとの間の開度を調整する補助弁とを設け、前記補助弁の一端側には前記単位信号圧力とばね力とにより前記補助弁を開方向に作用させ、他端部には前記最高信号圧力を閉方向に制御するよう作用させるよう構成すると共に、ポンプラインからタンクラインへバイパスラインを設け、このバイパスライン上に圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記圧力発生手段の上流側圧力を前記ポンプの容量制御手段に印加して、前記圧力補償付流量制御弁にはその閉方向に前記最高信号圧力とばね力を作用させると共に開方向には前記圧力補償付流量制御弁の上流側圧力を作用させるよう構成した油圧回路において、前記複数のアクチュエータの内の特定のアクチュエータの方向切換弁および補助弁の間の戻りラインと前記ポンプラインからの圧油供給ラインとの間を再生チェック弁を介して接続し、この再生チェック弁は前記戻りラインからの戻り油を前記圧油供給ラインへ還流しかつこれと逆方向の流れはブロックする向きに配設し、さらに前記特定のアクチュエータの圧油供給ライン上の前記再生チェック弁の接続点より上流側に可変絞りを設け、この可変絞りの開度を前記戻りライン上の圧力により調整することにより、前記戻りライン上の圧力の上昇に伴い前記可変絞りの最大開度を小さくするよう構成することを特徴とする再生油圧回路。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-019406
  • 特開平2-142902

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