特許
J-GLOBAL ID:200903042196264582

内燃機関の気筒判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090054
公開番号(公開出願番号):特開平6-229307
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 簡単に製造することができ、かつ、即座に気筒の判別をすることのできる内燃機関の気筒判別装置を提供する。【構成】 クランク側センサが発信するS2 信号は、点火気筒が属する気筒グループ(ピストンの位相が360°CA異なる気筒の組)毎に異なる長さのパルス(S2a,S2b,S2c)を形成する。また、カム側センサが発信するS3 信号は、隣接するパルスS2aとS2cとの間で360°CA毎に反転する。S2 信号のパルス幅をカウントして点火気筒の属する気筒グループを特定し、該カウント終了時のS3 信号により気筒を特定する。このため、S2a〜S2cのいずれかのパルス幅カウント直後に点火気筒を特定することができる。また、S3 信号はパルスS2aとS2cとの間で反転すればよく、各センサの協働関係に対する許容誤差が拡大する。
請求項(抜粋):
2n(但し、nは2以上の整数)個の気筒を有し、第m(但し、1≦m≦n)気筒と第m+n気筒とが、ピストンの位相を360°異にする気筒グループをなし、かつクランク軸の2回転毎に第1〜第2n気筒に順次所定の処理を施す4サイクル内燃機関の、該所定の処理を施すべき気筒を判別する内燃機関の気筒判別装置において、上記クランク軸に設けられ、上記各気筒のピストンが所定位置に達したとき上記各気筒グループ毎に異なる信号を出力する第1検出手段と、該第1検出手段の出力信号に基づき、上記所定の処理を施すべき気筒がどの気筒グループに属するかを判別する第1判別手段と、上記クランク軸が一回転する度に、上記第1検出手段の出力信号の間で交互に入れ替わる2種類の信号を出力する第2検出手段と、上記クランク軸の奇数回転目に上記所定の処理を施すべき気筒群と、上記クランク軸の偶数回転目に上記所定の処理を施すべき気筒群との内、上記所定の処理を施すべき気筒がそのどちらの気筒群に属するかを上記第2検出手段の出力信号に基づいて判別する第2判別手段と、上記第1および第2判別手段の判別結果に基づき、上記所定の処理を施すべき気筒を判別する気筒判別手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  F02P 5/15

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