特許
J-GLOBAL ID:200903042205019480

ジアゾニウム種を用いてカーボンナノチューブを誘導体化する方法及びその組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  戸水 辰男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-560970
公開番号(公開出願番号):特表2004-530646
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
本発明は、カーボンナノチューブの新規な化学修飾方法を取り入れる。このような方法は、ジアゾニウム種を用いた多層及び単層カーボンナノチューブ(小直径(約0.7nm)単層カーボンナノチューブを含む)の誘導体化を含む。本方法は、カーボンナノチューブの側辺及び末端への様々な有機化合物の化学的付着を可能にする。こうした化学修飾ナノチューブは、ポリマー複合材料における用途、分子電子用途、及びセンサー装置における用途を有する。本誘導体化方法は、電気化学誘起反応、熱誘起反応(ジアゾニウム化合物のインシトゥ発生または予備形成したジアゾニウム化合物によって)、及び光化学誘起反応を含む。誘導体化は、ナノチューブの分光学的特性のかなりの変化を引き起こす。推定官能性度は、官能性部分を帯びるナノチューブ中の20〜30個の炭素毎に約1である。このような電気化学的還元方法を、ナノチューブの部位選択的化学的官能基化に適用されるように適合させることができる。その上、適切な化学基を用いて修飾した場合、誘導体化ナノチューブはポリマーマトリックスと化学的に相溶性があり、ナノチューブの特性(例えば、機械的強度または電気伝導率)が全体として複合材料の特性に移行することを可能にする。その上、適切な化学基を用いて修飾した場合、基を重合させて、カーボンナノチューブを含むポリマーを形成することができる。
請求項(抜粋):
カーボンナノチューブの側壁を誘導体化する方法であって: (a)複数のカーボンナノチューブを選択することと; (b)前記複数のカーボンナノチューブとジアゾニウム種とを反応させることと; を含む方法。
IPC (2件):
C07C245/20 ,  C01B31/02
FI (2件):
C07C245/20 ,  C01B31/02 101F
Fターム (31件):
4G146AA11 ,  4G146AA12 ,  4G146AA29 ,  4G146AB08 ,  4G146AC03A ,  4G146AC05A ,  4G146AC16B ,  4G146AC19B ,  4G146AC20B ,  4G146AC21B ,  4G146AC23B ,  4G146AD15 ,  4G146AD17 ,  4G146AD22 ,  4G146AD26 ,  4G146AD29 ,  4G146BA04 ,  4G146BA11 ,  4G146CB13 ,  4G146CB20 ,  4G146CB22 ,  4G146CB26 ,  4G146CB31 ,  4G146DA07 ,  4G146DA22 ,  4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AB40 ,  4H006AB80 ,  4H006BA95 ,  4H006BC10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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