特許
J-GLOBAL ID:200903042217758297

搬送周波数オフセットを補償する方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 勝徳 ,  木越 力
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-508033
公開番号(公開出願番号):特表2004-531168
出願日: 2001年06月22日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
共通の積分器(72)を共用するN個の2次フェーズ・ロック・ループ(62〜66、74〜78)を利用する直交周波数分割多重化(OFDM)方式の受信機である(Nは、システム中のパイロット数)。N個の2次フェーズ・ロック・ループ(62〜66、74〜78)は、独立したパイロット位相回転をトラッキングして、パイロット位相情報の構成的平均化を促進する。同時に、共通の積分器(72)を共用することにより、直交周波数分割多重化(OFDM)方式の受信機では、複数のパイロットのノイズ平均を利用して、より鮮明な周波数オフセット推定値が得られる。また、直交周波数分割多重化(OFDM)方式の受信機は、選択したパイロット対のパイロット間の位相差を算出(84)し、算出した位相差の時間変化率をトラッキングする(86)ことにより、FFTウインドウのドリフトを補償することもできる。算出した位相差は、所定の位相差しきい値を超えた後に、上流側のFFTウインドウの位置を制御するために使用される。トラッキングした変化率は、下流側の等化器タップ(82)の位相を継続的に調節するために使用される。
請求項(抜粋):
直交周波数分割多重化(OFDM)方式の受信機において、直交周波数分割多重化信号を処理する方法であって、 直交周波数分割多重化信号を受信するステップと、 前記受信した直交周波数分割多重化信号から複数のパイロットを抽出するステップと、 抽出した前記複数のパイロットを処理して、時間変化チャネルにより引き起こされる独立したパイロットの位相回転を表す独立位相エラーを低減させる処理ステップ(62〜78)と、 独立位相エラーが所定値まで低減された後で、処理した前記複数のパイロットから搬送周波数オフセット推定値を導出する(80)ステップとを含む方法。
IPC (1件):
H04J11/00
FI (1件):
H04J11/00 Z
Fターム (6件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD43 ,  5K022DD44
引用特許:
審査官引用 (3件)

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