特許
J-GLOBAL ID:200903042221831063

自動膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056635
公開番号(公開出願番号):特開平6-273001
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】管路ブロックをプラスチック化して大幅なコストダウンを実現し、しかも金属製の感温弁ユニットとの熱膨張率の相違による割れ等の発生しない耐久性のよい自動膨張弁を提供することを目的とする。【構成】管路ブロック10をプラスチックにより形成して感温弁ユニット20のボデー24を金属により形成すると共に、高圧側冷媒流路13から受ける圧力と低圧側冷媒流路14から受ける圧力との差によって弁ユニット収容孔12内で感温弁ユニット20が高圧側冷媒流路13側から低圧側冷媒流路14の方向に移動するのを阻止して管路ブロック10に対する感温弁ユニット20の位置決めをするためのストッパ54を設けると共に、弁ユニット収容孔12内において感温弁ユニット20がストッパ54から離れる方向に遊動できるような隙間を管路ブロック10と感温弁ユニット20との間に形成した。
請求項(抜粋):
入口側が受液器の出口に接続され出口側が蒸発器の入口に接続される高圧側冷媒流路と入口側が上記蒸発器の出口に接続され出口側が圧縮機の入口に接続される低圧側冷媒流路とが形成された管路ブロックに、上記高圧側及び低圧側の両冷媒流路と交差して弁ユニット収容孔を形成し、上記低圧側冷媒流路内を流れる冷媒の温度を感知してその温度変化に対応してダイアフラムが変位する感温部と上記高圧側冷媒流路内を流れる冷媒の流量を上記ダイアフラムの変位量に対応して変化させる弁機構部とを有する感温弁ユニットを上記弁ユニット収容孔内に収容した自動膨張弁において、上記管路ブロックをプラスチックにより形成して上記感温弁ユニットのボデーを金属により形成すると共に、上記高圧側冷媒流路から受ける圧力と上記低圧側冷媒流路から受ける圧力との差によって上記弁ユニット収容孔内で上記感温弁ユニットが上記高圧側冷媒流路側から上記低圧側冷媒流路の方向に移動するのを阻止して上記管路ブロックに対する上記感温弁ユニットの位置決めをするためのストッパを設けると共に、上記弁ユニット収容孔内において上記感温弁ユニットが上記ストッパから離れる方向に遊動できるような隙間を上記管路ブロックと上記感温弁ユニットとの間に形成したことを特徴とする自動膨張弁。

前のページに戻る