特許
J-GLOBAL ID:200903042226187006

ボーリング孔内撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-339475
公開番号(公開出願番号):特開2000-160978
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 撮像位置を含むボーリング孔内の所定領域を撮像に支障がないよう清浄化して確実に内壁の撮像が行えるボーリング孔内撮像装置を提供する。【解決手段】 カメラ部3が内蔵されたヘッド部2を有し、このヘッド部2の所定の二箇所に拡縮自在な仕切体4が配設されると共に、二つの仕切体4に挟まれたヘッド部2外周所定位置に清水供給手段6と混濁水排出手段7が接続されてなり、ヘッド部2をボーリング孔50に挿入し、仕切体4の膨張でヘッド部2周りの所定領域を区切って隔離し、前記隔離されたヘッド部2周りの所定領域で清水注入と混濁水排出を行うことから、ヘッド部2とボーリング孔50内壁間を確実に透明化でき、ボーリング孔50内壁の鮮明な画像を得られることとなり、ボーリング孔50内に混濁水が溜っている場合でも撮像可能となる。
請求項(抜粋):
地盤のボーリング孔内に挿入したカメラ部をボーリング孔内で移動並びに回動させ、ボーリング孔内壁を撮像するボーリング孔内撮像装置において、少なくとも一端が閉じ、且つ外周壁の少なくとも一部分が光を透過可能な所定長さの略筒状体で形成され、前記カメラ部を内蔵し、閉じた一端側を先端としてボーリング孔内に出し入れ可能に挿入されるヘッド部と、内部に対する所定の流体の出し入れで拡縮自在なチューブ体で形成され、前記ヘッド部のカメラ部内蔵位置を挟んでヘッド部筒軸方向に所定間隔離れた所定の二箇所でヘッド部外周を取囲んで配設され、膨張してボーリング孔内壁に隙間なく水密状態に密着可能な二つの仕切体と、ボーリング孔外部から前記ヘッド部外周の各仕切体に接続され、仕切体内に対し所定圧力の流体を供給又は流体を吸引する仕切体制御手段と、ボーリング孔外部から前記二つの仕切体に挟まれたヘッド部外周所定位置に接続され、清水供給を行う清水供給手段と、ボーリング孔外部から前記二つの仕切体に挟まれたヘッド部外周所定位置に接続され、水及び混濁物の吸引を行う混濁水排出手段とを備え、前記ボーリング孔内に挿入したヘッド部をカメラ部の撮像対象箇所に位置させた状態で、前記仕切体制御手段で前記二つの仕切体を膨張させてボーリング孔内壁に密着させ、二つの仕切体に挟まれたヘッド部とボーリング孔内壁の間の領域を他部分から水密に隔離し、前記清水供給手段より清水を供給すると同時に前記混濁水排出手段で混濁水を吸引排出し、ヘッド部とボーリング孔内壁の間を清水で満たして透明化し、当該清水部分と前記ヘッド部の光透過可能部分を通して前記カメラ部でボーリング孔内壁を撮像することを特徴とするボーリング孔内撮像装置。
IPC (4件):
E21B 49/00 ,  E21B 21/08 ,  G03B 15/00 ,  H04N 5/225
FI (5件):
E21B 49/00 ,  E21B 21/08 ,  G03B 15/00 L ,  H04N 5/225 C ,  H04N 5/225 D
Fターム (8件):
5C022AA02 ,  5C022AA07 ,  5C022AB15 ,  5C022AC21 ,  5C022AC51 ,  5C022AC75 ,  5C022AC77 ,  5C022AC78
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-149307
  • 中空ドレーン材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-215228   出願人:チッソ株式会社

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