特許
J-GLOBAL ID:200903042229816691

マイクロストリップ伝送線路基板およびその製造方法とそれを用いた回路モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208874
公開番号(公開出願番号):特開平8-078940
出願日: 1994年09月01日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】遅延時間の異なる信号を伝達するに際して、複数の高速ディジタル回路素子間を電気的に接続するマイクロストリップ伝送線路の配線長の差を小さくできるマイクロストリップ伝送線路基板を実現する。【構成】ストリップ導体21、22を通して伝達される信号の絶対伝搬遅延時間tpdに差がある時、例えば前者がtpd=83.3ps/cmのクロック信号、後者がtpd=63.3ps/cmのデータ信号である時、ストリップ導体21の直下に配設される誘電体23の比誘電率(εr=9.0)を基準にして、ストリップ導体22の直下に配設される誘電体24を、伝達する信号のtpdの差に相当する分だけ異なる比誘電率を有する誘電体(この場合εr=5.0に調整)で構成してストリップ導体の単位長当たりのtpdを調整、制御して両ストリップ導体21、22の配線長を同一にする。
請求項(抜粋):
少なくとも基板導体上に配設された誘電体と、前記誘電体の同一平面上に隣接して配設された複数本のストリップ導体とを有して成るマイクロストリップ伝送線路基板であって、前記各々のストリップ導体を通して伝送される信号の絶対伝搬遅延時間の長さに大小の差がある時、いずれか一方のストリップ導体直下に配設される誘電体を基準にして、他のストリップ導体直下に配設される誘電体を、前記一方の誘電体とは絶対伝搬遅延時間の長さの差に相当する分だけ異なる比誘電率を有する誘電体で構成してストリップ導体の単位長当たりの伝搬遅延時間を調整、制御する手段を有して成るマイクロストリップ伝送線路基板。
IPC (3件):
H01Q 3/30 ,  H01Q 13/08 ,  H05K 1/02

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