特許
J-GLOBAL ID:200903042233577189

金属板のかしめ接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-121818
公開番号(公開出願番号):特開平5-084531
出願日: 1991年04月25日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 2枚の金属板にいずれの向きの力が作用しても容易に外れない十分な接合力を得る。【構成】 突刃を持つ突刃ロールと凹部を持つ受けロールとで金属板に金属板送り方向前後およびロール幅方向両側の例えば4つの舌状片A,B,C,Dを形成する(第1工程)。次いで,突刃による押し込み領域17におけるロール幅方向片側部分を対向する上下1対の円筒ロールで挟圧して舌状片A,B,Cを戻し加工する(第2工程)。次いで,突刃による押し込み領域17の全体を上下一対の円筒ロールで挟圧して,前記舌状片A,B,Cの上にロール幅方向他側の舌状片Dを戻し加工する。こうして,4つの舌状片(場合により3つの舌状片)を重ね合わせ圧着して,2枚の金属板をかしめ接合する。【効果】 金属板送り方向前後の舌状片A,Bの存在により,いずれの向きの力に対しても2枚の金属板は外れない。
請求項(抜粋):
重ね合わされた2枚の金属板をかしめ接合する金属板のかしめ接合方法であって,突刃を設けた回転する突刃ロールと,この突刃が入る凹部を設けた前記突刃ロールと同期して回転する受けロールとの間に,重ね合わされた2枚の金属板を通過させて,この2枚の金属板に,前記突刃による押し込み加工により,金属板送り方向前後の少なくとも一方およびロール幅方両側の合わせて少なくとも3つの舌状片を形成する第1工程と,前記突刃による押し込み領域におけるロール幅方向片側部分を対向する1対の円筒ロールで挟圧して,ロール幅方向片側の舌状片および金属板送り方向前後の舌状片を戻し加工する第2工程と,前記突刃による押し込み領域におけるロール幅方向の全体を1対の円筒ロールで挟圧して,ロール幅方向の他側の舌状片を戻し加工する第3工程とを有することを特徴とする金属板のかしめ接合方法。
IPC (2件):
B21D 39/02 ,  B21D 39/03

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