特許
J-GLOBAL ID:200903042234006010

フルオープンハウスの屋根開閉システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109108
公開番号(公開出願番号):特開平9-294484
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 温室栽培農業に使用されるフルオープンハウスの屋根及び必要によっては側壁の被覆材を開閉するシステムを提供する。【解決手段】 屋根の軒の位置に配置されたシート止め枠材のシート定着溝の後背部がパイプと交差する部分を既往の楔式結合具で固定されている。前記シート止め枠材には、上位のシート定着溝より下方の位置から前方へ突き出る棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂れる配置で第三のシート定着溝が設けられ、前記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設けられている。屋根の棟から下りて前記水切り縁に当接された被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に止着され、その巻取り軸は被覆材と共に垂らされている。前記シート止め枠材の下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部が止着されている。
請求項(抜粋):
屋根及び側壁が被覆材で覆われており、屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ることにより棟の位置まで上向きに開放可能に構成されているフルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配置されたシート止め枠材の背面側には上下に少なくとも2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着溝の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組みを構成するパイプと交差する部分を楔式連結具で固定されていること、前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂れる配置で前面側へ開口する第三のシート定着溝が水平方向に長く設けられ、更に前記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設けられており、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され前記水切り縁に当接された被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に弾性な波形状の止め線により止着され、その巻取り軸は被覆材と共に垂らされていること、前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハウスの屋根開閉システム。
FI (2件):
A01G 9/24 F ,  A01G 9/24 K

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