特許
J-GLOBAL ID:200903042234572679

ポリカーボネート含有スチレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171224
公開番号(公開出願番号):特開平8-034915
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 特定の相溶化剤により、従来相溶性に乏しかったポリカ-ボネ-トとスチレン系樹脂とを相溶化させた衝撃強度と成形加工流動性の優れたポリカ-ボネ-ト含有スチレン系樹脂組成物を提供する。【構成】 芳香族ポリカ-ボネ-ト、ゴム変性スチレン系樹脂を含有する熱可塑性樹脂、及び相溶化剤を有する樹脂組成物において、上記相溶化が、芳香族ビニル単量体と、芳香族ビニル単量体と共重合可能な単量体からなる共重合体であり、芳香族ビニル単量体の単独重合体の溶解性パラメ-タ-(SP値)の平均値SP1 と、C成分のSP値の平均値SP2との差の絶対値|SP1 -SP2 |が0.2〜0.6(cal/cm3 )1/2 、かつ上記相溶化が共重合分子からなり、そのSP値差(ΔSP値)が、0.3〜1(cal/cm3 )1/2 である樹脂組成物。
請求項(抜粋):
芳香族ポリカーボネート(A成分)、ゴム変性スチレン系樹脂を含有する熱可塑性樹脂(B成分)、及び相溶化剤(C成分)を有する樹脂組成物において、上記C成分が芳香族ビニル単量体と、芳香族ビニル単量体と共重合可能な単量体とからなる共重合体であり、上記芳香族ビニル単量体の単独重合体の溶解性パラメーター(以下、SP値と称する)の平均値SP1 とC成分のSP値の平均値SP2 との差の絶対値|SP1 -SP2 |が0.2〜0.6(cal/cm3 )1/2 であり、かつ上記C成分が共重合組成分布を有する結果としてSP値の異なった共重合分子からなり、その最大のSP値を有する共重合分子と最小のSP値を有する共重合分子とのSP値差が、0.3〜1(cal/cm3)1/2 であることを特徴とするポリカーボネート含有スチレン系樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 69/00 LPP ,  C08L 25/04 LEC ,  C08L 55/02 LMF

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