特許
J-GLOBAL ID:200903042235895471

ヒートシール可能な多層延伸ポリプロピレンフイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058352
公開番号(公開出願番号):特開平6-316048
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【構成】 本発明は次の構造:ABCBAを持たせることにより水蒸気遮蔽効果を改善したシール可能なポリプロピレンフイルムに関するものであり、ここで、a) Cはアイソタクティシティが94%を超える高度アイソタクティックポリプロピレンと、分子量が2000g/モル以下でかつ軟化点が130°C以上の炭化水素樹脂からなる基層を意味しており、b) Bは炭化水素樹脂を含まない高度アイソタクティックポリプロピレン(アイソタクティシティ>94%)からなる2つの被覆層(jacket layers)を示しており、かつ該被覆層の厚さと基層の厚さが0.01と0.1の間にある。またc) Aはヒートシール可能なポリオレフィン単独重合体、共重合体または三元共重合体からなる2つの表面層であり、これら表面層は少なくとも一種のブロッキング防止剤、滑剤及び帯電防止剤を含んでいる 。【効果】 水蒸気に対する良好な遮蔽効果を有すると共に、良好な表面滑性と、良好なシール性を合わせ持っており、高速包装機での使用に十分耐える。
請求項(抜粋):
次の構造:ABCBAここでa) Cはアイソタクティシティが94%を超える高度アイソタクティックポリプロピレンと、分子量が2000g/モル以下でかつ軟化点が130°C以上の炭化水素樹脂からなる基層であり、b) Bは炭化水素樹脂を含まない高度アイソタクティックポリプロピレン(アイソタクティシティ>94%)からなる2つの被覆層であり、かつ該被覆層の厚さと基層の厚さ間の比が0.01と0.1の間にあり、c) Aはヒートシール可能なポリオレフィン単独重合体、共重合体または三元共重合体からなる2つの表面層であり、これら表面層は少なくとも一種のブロッキング防止剤、滑剤及び帯電防止剤を含んでいる 、を持っていることを特徴とする、配向された、さらに具体的には二軸配向された、水蒸気遮蔽効果の改善されたシール可能なポリプロピレンフイルム 。
IPC (3件):
B32B 27/32 ,  C08K 5/00 ,  C08L 23/00 KEG

前のページに戻る