特許
J-GLOBAL ID:200903042241712893
免疫測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三宅 正夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-532398
公開番号(公開出願番号):特表2000-506610
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】本発明は、膜上で縦方向の全血の流れが赤血球の先端と先導する血漿の先端とにクロマトグラフ的に分離され、全血中の分析体の存在を決定するために必要な全ての反応が、赤血球による妨害なしに、1つあるいは多くとも2つの膜上で起こる診断装置を提供する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの多孔質膜を有し、膜に沿って横方向に流動する全血試料中の分析体の存在を測定するに適した診断装置であって、該膜は全血試料が添加される試料添加領域を有し、試料添加領域の下流、延長された流動領域、には検出領域および捕捉領域を含み、検出領域は、下流方向に移動する可動性の抗原/分析体複合体を形成するように反応する、可動性の標識された検出抗体を含み、膜は血漿から赤血球細胞をクロマトグラフ的に分離して捕捉領域に向かって移動し、そして赤血球細胞の先端をその上流に有するように血漿の先端を形成するように作用し;いずれの複合体の主要部分も、実質的に赤血球細胞が存在しない、2つの先端の間の流動部分に溶解して存在し、捕捉領域は複合体と反応して検出し得る産物を生じる反応体を含み、ここにおいて赤血球細胞の先端は、捕捉領域を侵蝕しないか、あるいはそれを過ぎて流動しない、ことを含む診断装置。
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