特許
J-GLOBAL ID:200903042242023765

固体を溶媒に溶解させるための、ノズル装置を備える溶解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥貫 佐知子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-553207
公開番号(公開出願番号):特表2003-520129
出願日: 2001年01月17日
公開日(公表日): 2003年07月02日
要約:
【要約】本発明は、固体(F)を溶媒に溶解させるための、特に粉末状の固体を水に溶解させるための、ノズル装置(3)を備える溶解装置であって、溶媒と固体の懸濁液が底面部分(1a)で取り出され、この懸濁液が引き続いて循環配管(6)を通って混合タンク(1)の外部でポンプ循環させられて再び供給される混合タンク(1)と、混合タンク(1)の底面部分(1a)に配置されたノズル装置(3)とを備えており、このノズル装置を介して混合タンク(1)への懸濁液の供給が行われる形式の装置に関する。本発明の目的は、当分野に属する種類のノズル装置(3)を備える公知の溶解装置に比べて、混合タンク(1)内での溶解時間を短縮することである。このことは、ノズル装置(3)が、引込管(3a)を起点として流動方向で見たときに、環状間隙ノズル(3c)と管状ノズル(3d)とに分岐しており、環状間隙ノズル(3c)は環状間隙流(R)を生成し、この環状間隙流は混合タンク(1)の長軸に対して実質的に横方向を向いており、管状ノズル(3d)は推進流(T)を生成し、この推進流は、混合タンク(1)の長軸に関して、混合タンクの頭部(1c)の方を向いている軸方向の方向成分と、これに加えて接線方向の方向成分とを有していることによって達成される。
請求項(抜粋):
固体(F)を溶媒に溶解させるための、特に粉末状の固体を水に溶解させるための、ノズル装置(3)を備える溶解装置であって、溶媒と固体の懸濁液が底面部分(1a)で取り出され、この懸濁液が引き続いて循環配管(6)を通って混合タンク(1)の外部でポンプ循環させられて再び供給される混合タンク(1)と、混合タンク(1)の底面部分(1a)に配置されたノズル装置(3)とを備えており、このノズル装置を介して混合タンク(1)への懸濁液の供給が行われる形式の装置において、・ノズル装置(3)が、引込管(3a)を起点として流動方向で見たときに、環状間隙ノズル(3c)と管状ノズル(3d)とに分岐しており、・環状間隙ノズル(3c)は環状間隙流(R)を生成し、・この環状間隙流は混合タンク(1)の長軸に対して実質的に横方向を向いており、・管状ノズル(3d)は推進流(T)を生成し、・この推進流は、混合タンク(1)の長軸に関して、混合タンクの頭部(1c)の方を向いている軸方向の方向成分と、これに加えて接線方向の方向成分とを有していることを特徴とする、ノズル装置を備える溶解装置。
IPC (5件):
B01F 1/00 ,  B01F 3/12 ,  B01F 5/02 ,  B01F 5/10 ,  B01F 15/02
FI (5件):
B01F 1/00 E ,  B01F 3/12 ,  B01F 5/02 A ,  B01F 5/10 ,  B01F 15/02 B
Fターム (7件):
4G035AA19 ,  4G035AB44 ,  4G035AC15 ,  4G035AC29 ,  4G035AE13 ,  4G037AA03 ,  4G037EA01

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